【2006年4月30日(日)】 鶴の湯@大分県・別府市、明礬温泉
野天風呂(酸性硫黄泉の極上湯) 大分極上温泉巡り その4

塚原高原で塚原温泉・火口乃泉に浸かり、霧島神社@塚原に立ち寄った後、満足げに別府市へと戻る。温泉としては「塚原」「神和苑」の二湯だが、そのどちらもが個性の強い極上泉だった。

てん子さんの陽光荘@鉄輪温泉への戻り時間は夕方六時だったのでまだ余裕がある。続くはやっぱりスイーツかな♪塚原高原へ向かう道中、別府湾を一望できる展望台もあるよと言われていが、老舗和菓子屋・讃州堂@鶴見(さんしゅうどう)の「いちご大福」「栗大福」の話をするとそんな話は吹き飛んだ。

明礬温泉に抜ける道をすいすい進み、15分くらいで別府に近づく。スイーツ店に立ち寄っても少し時間がありそうだったので、思い切って明礬温泉の高台にある野天風呂・鶴の湯をお勧めしてみる。

「鶴の湯」は大自然の中にある女性にはキビシイ混浴・壁なし野天風呂。硫黄の香りが強く、酸性硫黄泉の極上湯である。こんな機会じゃないと近づけもしないないだろうと思い提案。場所は明礬温泉街の手前を曲がり、鶴見霊園へと進んだ先。写真にある木造の建物は簡易脱衣所で風呂に壁なんてない。
鶴の湯20

先客男性2名。温泉に浸かっていたのは1名。最初は躊躇して近づけなかったてん子さん。たまたま若い女性を連れた手慣れたカップルが訪れたので、そのまま一緒に野天風呂に近づくことを提案。先客に「こんにちはぁ〜っ」ときちんと気持ちよく挨拶して温泉へ。

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(2005年12月24日撮影分)

風呂は縦長で2つの岩造り浴槽からなる。
湯は上部から自噴し、浴槽を経由して小川となって流れてゆく。

2005年12月24日にたかまささんと訪問した際は、下記の感想。
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湯は適温。本格的な酸性硫黄泉というだけあって、ぶわぁんと硫黄の香りが舞う。透明感はあるが、人が動くと沈殿した温泉成分が舞い、白く濁る。浴槽周囲の岩にはびっしり温泉成分が付着し、白く変色していた。泉質に寄るものなのか、じわりじわり身体に効いてくる感じで、やたらと気持ちが良い♪何度も外で休憩して湯を楽しむ。


湯に浸かっている方(常連客)より、成分的には今日は軽めとのこと。湧き出す湯量は落ちているらしい。画像は大きく熱い方の岩風呂で、気持ち青みがかった透明感のある湯だった。
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浅い方の浴槽は人が動いたのだろう、やや濁った感じ。
下は小石でザラザラで、動くと沈殿した温泉成分等が舞い上がり濁る。
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怪しげな青みを帯びた源泉の画像。
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湯は全て掛流され小川となる。なんとも自然を強く感じる光景だ。
今日の女性客はちょこんと岩場に座り、掛流される湯で足湯を楽しんでいた。
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鶴の湯 大分県別府市 鶴見霊園の近く