【2006年11月3日(金祝)】 肥後っ子 大石家@神奈川県相模原市・鹿沼台
ラーメン  東京・神奈川・埼玉 食べ歩き その5
大石家10

三連休を利用して東京へ。東京、神奈川、埼玉県を巡る食べ歩き の続き。

隠国(こもりく)@愛川町で食べた後、待機して頂いていたタクシーに乗り込み一路肥後っ子 大石家@相模原市を目指す。お店は線路沿いで、丁度JR横浜線・淵野辺駅と矢部駅との中間地点に位置する。

肥後っ子 大石家@相模原市の存在を知ったのはテレビ東京の番組・TVチャンピオンの「ラーメン王選手権」。すいぶん前のコト。ベスト4の出題に絡んで登場。二連覇していた石神氏が味噌ラーメンのオススメ店としてすみれ@ラ博をセレクトして負けた回。納得がいかず不満タラタラだった姿が実に印象深い。確かにそうでしょー。その際、豚骨ラーメンのオススメ店として登場したのがこの肥後っ子 大石家だった。番組上でいつもと味を変えていたと紹介されていたが、この時は機転を利かせてとある「肉」の旨みを上手に使ったようだ。

更にこの大石家でラーメンを学んだ方が大分県日田市にていっぴんラーメン@日田市を開店していた。何度か食べる内にかなり個性的なキャラの御主人(穴井さん)と熱くお話しするようになった。現在いっぴんラーメンは御主人の都合(気まぐれ?)で閉店しているけれど。この機会に大石家に訪問することにした。

行き帰りの移動は予想以上に時間が掛かり、タクシーの運転手さんから地元の行列・人気店として「一汁一菜」を保険として教えて貰う。到着は昼休み入り直前の午後三時。店仕舞いを覚悟してタクシーで乗り付けると、運良くまだ開いていた(嬉しい) ガラーっとドアを開けるとそこは厨房だった(爆) 御主人にすみませーんと謝り、改めて入店。

「えっ タクシーで来たの??」から会話がスタートし、「九州から来ましたぁ〜♪」と笑顔で答えて会話が進む^^ ラーメン王選手権で観た時からずっと訪問したかった話や熊本のラーメンの話、そしていっぴんラーメン@日田市の穴井さんの話まで(笑) とても初訪問とは思えない楽しいトークとなる。食事中を含めると約30分はずーっと喋りっぱなし。熱く大石家のラーメンを語って頂く。結果、とっても楽しい時間を過ごせた。こんなに話せるなんて思っていなかっただけにとても嬉しく、そして有り難かった。本当に訪問して良かった♪

お店はJRの線路沿いにあり、マンションが立ち並ぶちょっと寂しげなトコ。
ビル一階のテナントでオーラが漂う色モノ系の店構えだ。
大石家20

上記のようなやり取りをした後、「ラーメン」を注文。

熊本で食べられる熊本ラーメンとどれ程差があるのか、とても楽しみだった。私は先月虎えもんさんのお祝い熊本麺オフに参加した際にも天外天@熊本、こだいこ@熊本を食べたばかり。。

かなり美しい仕上がり。全てのクオリティが高いことに驚く。先ずはスープの濃度の高さ。しっかり出汁が効いたマイルド味で、あまうまのスープ自体が旨いのだ。ニンニクの利きは穏やかで、熊本ラーメンにありがちな豚骨出汁薄めで大量の脂and油とニンニク、そして胡椒で誤魔化したものではない。獣臭自体も抑えてある。チャーシューは肉厚で、にちっとした嬉しい食感ある仕上がり。旨みが閉じこめられた肉自体の味を楽しめるもの。御主人曰く、味が逃げてしまった煮豚よりローストポークの方が旨いから〜と笑っていた。
自慢の自家製麺は伸びやかな流石の出来。表面は滑らかで心地よいコシもある。味も良い。トレードマークのスライスチーズ、煮玉子、キクラゲ、ニンニクチップ、海苔、コーンと具沢山。それでいて味にまとまりがある。黄色いコーンは甘みがあるが、風水を兼ねているとのこと^^荒々しさはないものの、しっかり作り込まれた一杯。殆どスープを飲み干してしまった。

御主人は時折熊本に帰省していることで、熊本のラーメンも食べるとのこと。確かエラク長い(一ヶ月半)くらいの夏休みを取ったりしていたような^^
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肥後っ子 大石家 神奈川県相模原市鹿沼台1-1-1 ラーメン600円