【2007年7月8日(日)】 くさび(楔)@黒崎(北九州市・八幡西区)
らーめん
くさび@黒崎11
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そば処 愛蕎@大蔵(八幡東区)でもりそば、田舎そば、釜揚げそばを連続して啜り、黒門@遠賀でラーメン。更に一風堂出身者の新店というかみなり食堂@大浦(八幡西区)であご出汁が加えられたラーメンを啜った。

かみなり食堂@八幡西区を出たところで
ケパサさんから電話が入り、黒崎で合流することに。一緒に新店・くさび(楔)@黒崎を訪問。

有料駐車場で合流して黒崎の裏街を歩く。この辺りの寂しげな街並みも黒崎らしい。その昔唐そばを食べる為に黒崎をわざわざ訪れ、この辺りを歩いていたことが懐かしく思い出される。当時はまだ黄色いトポスも営業していたしね。
くさび@黒崎10

日曜なんだけどガラ〜ンとした黒崎のアーケード商店街。金華亭の隣にくさび(楔)@黒崎はアル。今年のGWにあまさんを囲んで飲んだ際、場所だけはケパサさんから教えてもらっていた。昼はらーめん くさびとして、夜はBAR 楔として営業しているらしい。外観、内装共に洒落た形で造り込まれてあり、温かい照明もそれっぽい。「らーめん」と大きく書かれたタペストリーだけがなんとかラーメン店であることを主張していた。
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演出で小石が敷き詰められており、靴を脱ぐタイプ。カウンターと区切られたテーブル席がある。私達は厨房に近いカウンター席に座り、らーめんを注文した。

丁寧に作り込まれた質感ある美しいラーメン。キメの細かい脂が照明を浴びて黄金色に光る。ドロンとした粘度アルあま・うまな濃厚スープ。ぶわ〜んと獣の匂いとツンとくるニンニク強めの香味が舞う。北九州らしくもやしがのっかり、チャーシューもふんわりやわらか。更にちょい甘めの手作りメンマが添えられる。醤油ダレの塩梅もよく、とても美味しく頂いた。本日六杯目で訪問したのが勿体ないくらい。麺はストレートの細麺。

御主人とお話していると、鹿児島出身でラーメンは独学とのこと。ラーメンが好きでよく食べていたそうだ。お客さんから黒崎の懐かしい味に似ていると言われることがあるらしい。たぶん唐そば@黒崎を想わせるのだろう。スープの濃度やその表情は異なるも、確かに香味とタレの具合が他店より近いのかも。2002年9月を最後に、渋谷へ出店した唐そばにも行ってないなぁ〜 ちなみに御主人は唐そば(黒崎&渋谷)で食べた経験は無いとのことだった。

前回ケパサさんが食べた時とは随分印象が異なったそうなので、味は日々進化していると思われる。真面目に、そして丁寧に取り組んでいることがよく伝わってきた嬉しい新店のラーメン。直前に同じく新店のかみなり食堂@八幡西区で食べていただけに、その良さが際立ったのかも^^
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至福味心 らーめん くさび(楔) 北九州市八幡西区熊手町1-1-27 らーめん 550円

店内に貼られていた説明書き(クリックで拡大)
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