【2007年7月13日(金)】 本場かなくま餅 福田@流岡町(香川県・観音寺市)
アン雑煮うどん(小)
本場かなくま餅福田11

観音寺市の中心街を抜けた財田川沿いにある、本場かなくま餅 福田@流岡町(観音寺市)へ。

創業は明治末期という餅屋の老舗で、
あんこ入りの焼かれた餅がのっけられた名物「アン雑煮うどん」を食べてみたかった。

一店目の上戸うどん@豊浜町で食べ終わったのが午後1時40分。

昼過ぎでの観音寺市付近で食べたいお店は、
つやつや軟体うどんの中村@丸亀市・土器町で修行して開店したという
未食の安並@本大町(観音寺市)
ひねって揚げられたアツアツちくわ天がのっかったしょうゆ竹うどんが旨い
リピート店のいぶき@豊中町(三豊市)
質感あるエビちくわ天やタコちくわ天と活きた麺が旨い
リピート店のSIRAKAWA@山本町(三豊市)の三店。

いずれも午後2時には閉まっていると思われるお店ばかり。
ひとつでも食べられればと近い店から廻ってみることに。

いぶき@豊中町(三豊市)
に到着するも、残念ながら店仕舞いの張り紙が。
前回訪問は2005年9月18日 しょう油竹うどん)
いぶき10

ならばとSIRAKAWA@山本町(三豊市)に到着するも、
残念ながらホードに店仕舞いしたとの表示が。
(二日目に再訪。
前回訪問は2005年9月19日 えびちくぶっかけ)
SIRAKAWA10

最後に安並@本大町(観音寺市)へ向かうも、やはり店仕舞い済み。(二日目に再訪)
とにかく「さぬき時間」を再認識させられることなった。
安並10

ならばと本場かなくま餅 福田@流岡町(観音寺市)へ。
創業は明治末期という餅屋の老舗店で、
あんこ入りの焼かれた餅がのっけられた名物「アン雑煮うどん」を食べてみたかったのだ。

上戸うどん@豊浜町からいぶき@豊中町へ移動している際、
国道11号線沿いにかなくま餅@植田町を見かけてはいたけれど、
せっかくなので本場かなくま餅 福田@流岡町を訪問。

お店は観音寺市の中心街を抜けた財田川沿いにあり、
観音寺市と豊中町(三豊市)の境に近い。
本場かなくま餅福田20

先客三名、餅を購入している客も居た。
本場かなくま餅福田10

テーブル席に座り、名物の「アン雑煮うどん」を注文。

本場かなくま餅福田11


見た目からして賑やかな甘い餡餅入り雑煮うどん。
焼かれた餡入りの餅が二個のっかり、小ぶりの油揚げや玉子焼き、
そしてワカメが添えられて具沢山。

麺は観音寺らしいやや細めのうどん。
表面は細かな凹凸があり、みっちり詰まった重めの表情だ。
噛み込むと、ぐち・にちぃっとしたやや硬めの素朴なコシで、演出系の弾力や伸びはない。

ダシ(おつゆ)は程よい塩梅で、昆布出汁?強めでイリコが加わった感じの
他店とは差別化された味。
添えられたワカメからも海産系の風味と旨みが加わっていた。

甘い餡餅入りという変わり雑煮うどんのことばかりが紹介されことが多く、
うどん自体を言及したうどん本の紹介記事は少ない。
しかもネット上で手作りっぽくなかったとの紹介記事を見て臨んでいた。
しかし、今日食べた印象は麺自体はそれなりに素朴感があって、
個人的にこれはこれでアリだという感想だ。
本場かなくま餅福田12

本場かなくま餅福田13

本場かなくま餅福田16
本場かなくま餅 福田 香川県観音寺市流岡町1436-2 アン雑煮うどん441円