【2007年07月14日(土)】 山越@綾川町(香川県・綾歌郡)
かまたま+ジャガイモ天
山越34

山越(やまごえ)@綾川町の続き
かけうどん(冷や玉+温ダシ)を食べ終えた後かまたまも食べるべく再度並び直すことに。
個人的にかまたま」の食べ方はなかむら@飯山町や中村@丸亀市のような
ぐにゅぐにゅ軟体麺の方がより合うとは思っているものの、山越に来るとやっぱり食べたくなる。

後に控えている店が沢山あるのだけれど、
どうしてもいつも二種・二杯食べてしまうのよねー

待ち客はまだ少なく、数分でかまたま(小)を受け取る。

先程ちくわ天を食べたので、今度はジャガイモ天を小皿に取り清算。
その後かまたま用のダシ醤油を少し注いだ。
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器を持って今度は裏庭へ移動。

皆さん思い思い開放的なベンチでうどんを味わっていて、
アウトドアで食べる料理がより美味しくなるってことに通じている気がする。
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かまたまだけにアツアツの釜あげうどんに生卵が絡む、ぶるんとした伸びやかな麺。
表面はつるりとして照り返す。

噛み込むと、ぐに・むちした心地よい弾力ゴシで、にゅんと伸び、
更にむちんとした残りゴシもある優等生うどん。
他店と比べると量は多め。

トッピングのジャガイモ天は驚くほど甘くて旨い。
さすが山越のトッピングに加えられているだけのことはアル。
こりゃ個人的にオススメですね。

最初に山越を食べた時はそれ程大きな感動はなく、
伸びやかな優等生うどんだなーっという印象だった。

当時は角の立った硬弾力ゴシや独創的なぐにゅぐにゅ軟体ゴシ等の個性的な麺を求めていた。
その後多くのさぬきうどんを食べ歩き、更に山越を食べ重ねていくうちに
その良さがじわりじわりと伝わってきた。
今では香川を訪れた際には一度は立ち寄りたいリピート店となってしまっている。

「山越」は伸びやかな麺を安値で提供し、
奥まった立地で繁盛する店(製麺所)として有名・人気店となり、遂には全国区となった。
所謂観光客が集中する製麺所系さぬきうどんの象徴的なお店。
結果、店舗は随分整備され周辺に駐車場も増えた。
色々意見はあるだろうが、これだけ客が集まる中、
極端に味を変えることなく安値(一玉100円)で提供し続けていることには驚きである。
今回も驕ることなくキビキビ仕事をしている姿はとても気持ちよかった。

食べていると、山越を食べた後何処に行くかを打ち合わせている声が聞こえ、
経験値でそのセレクトするお店が異なるのがオモシロイ。
朝イチで山越に来ているくらいだから次も有名店を希望することが多く、
タイミング的に、がもう@坂出市が多く、彦江製麺所@坂出市も候補に挙がっていた。
山下@坂出市やたむら@綾川町も近い良店だ。

ちなみにさぬきうどんを紹介するサイト、
特に古めのHP形式を観ていると三回くらいさぬきを巡ると大体似通ったセレクトとなっている。
うどん本・恐るべきさぬきうどんの効果は絶大だ。
怖いくらい当時のS級店とその紹介店が網羅されていることが多い。
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山越うどん(やまごえ) 香川県綾歌郡綾川町羽床上602-2
かまたま200円+ちくわ天
訪問履歴
2007_07_14 かまたま+じゃがいも天
2007_07_14 ひや玉・温ダシ+ちくわ天
2005_09_18 ひや玉・温ダシ+半熟卵天
2005_09_18 かまたま山+ちくわ天 
2004_10_09 ひや玉・温ダシ+ゲソ天
2003_11_03 かまたま+ちくわ天+あげ
2003_10_11 ひや玉・温ダシ(大)
2003_10_11 かまたま

山越周辺の風景。
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台風接近につき三連休でもお客の出足は遅め。
駐車場にもまだ余裕があった。
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