【2007年10月21日(日)】 支那そば屋(お花)@志免町・別府(福岡県)
お花そば
お花@志免町10
お花@志免町11

本日は早朝より福岡市へ。今日も爽やかな秋の青空が広がる。天神で所用を済ませ、昼食とする。先ずは志免町の鄙びた商店街にあったお花(支那そば屋)が福岡空港近くに移転し、新たに開店したので訪問することに。

お花@志免町は手作り感溢れる丁寧に作り込まれたラーメンを提供している個人的に大好きなお店のひとつ。日曜定休だった時期に何度も優先的に訪問していたものだった。

福岡空港へ向かう形で進む。
福岡空港

ディスカウントストアのトライアル裏手にひっそりと佇む洒落た外観。「ラーメン店」ということを明快に表す幟や暖簾は敢えて置いていないようだ。ラーメン店であることを示すものは「支那そば屋」とデザインされた看板のみ。口コミと常連客による集客で十分なのだろう。
お花@志免町20
支那そば屋(お花)@志免町38

入口に祝花が多く並び、店内は落ち着いた内装。
支那そば屋(お花)@志免町37

意気込みを感じる貼り紙。
支那そば屋(お花)@志免町36

カウンター席に座り、垂れ下がるメニューを眺める。メニュー内容は移転前と同じようだ。普通の支那そばに味玉子を付けるか、お花そばにするか迷う・・・
支那そば屋(お花)@志免町30

久しぶりだったので「お花そば」を注文した。


メニューには『干し貝柱と干し海老のスープに海老ワンタンを入れた贅沢な塩らーめん』との説明書き。透明感を残した美しい黄金スープにもぉ〜ウットリ。スープを口に含むと、旨みの塊みたいな嬉しい味。むわわぁぁぁ〜〜〜んと穏やかな旨みが押し寄せるように口一杯に広がる。旨みの層が時間差で現れるタイプではなく、渾然一体となった旨みを味わえた。自然の旨みに拘ってここまでの味を出すのことにも圧巻だ。数年前に私の作っていた自作ラーメンの方向性にも近いしねー

やわらかいチャーシューや手作り海老ワンタン等ののせもの具材は全て丁寧に作られた逸品。麺は黄みを帯びて、むにんとした多加水の中麺。胡麻や桜海老の量はちと多過ぎかな^^

純粋に「ラーメン」として捉えると、旨み成分がちと濃過ぎて
甘めにも振れているとは思う。しかしながら、私は溢れんばかりの作り手の熱意ともてなしの心がビシビシ伝わるこの料理(一杯)が大好きだ。何年にも渡り自然の旨みに拘り、丁寧に作られた心のこもった料理(ラーメン)を味わうことが出来てとても嬉しい。

福岡空港近くに移転したことで随分通い易くなったなぁ〜
お花@志免町10
お花@志免町11
支那そば屋(お花)@志免町31
支那そば屋(お花)@志免町32
支那そば屋(お花)@志免町33
支那そば屋(お花)@志免町34
支那そば屋(お花) 福岡県糟屋郡志免町別府541-17 お花そば 1000円

お店の裏から眺めた風景。
支那そば屋(お花)@志免町39