【2008年1月26日(土)】 博多だるま@渡辺通(福岡市・中央区)
らーめん
博多だるま20
博多だるま22

本日はへのさんの呼びかけで、九州(福岡・北九州・佐賀・熊本・沖縄)の麺好きさんが大集合する新年会を予定〜 の続き。

二次会@新天町を解散した後
、ホテル宿泊組のあまさん&まこっちゃん(mktさん)と一緒に天神テルラ近くの駐車場まで歩いて戻る。さてさて、福岡市内のラーメン巡りを開始しますかねー

既に日付が変わっている時間帯なので、訪問したいお店はそれなりに絞られる。その中で「できるだけ福岡ならではのお店」をセレクトしていく。先ずはあまさんの希望を尊重して博多だるま@渡辺通(福岡市・中央区)へ。たまたま今日の昼間に秀ちゃん@警固でも食べていたので、当日比較できる状態だ^^

最初に「だるま」を訪問したのは天神に移転する前の箱崎だるま@東区時代。当時はだるま狙いだけでわざわざ食べに行っていた大好きなお店だった。当時はかなり獣臭漂う黄色みを帯びたワイルド濃厚スープで、時折焦げたような風味のアル味だったなぁ。麺は親父さんが打った滑らかな自家製平打ちの細麺。当時は一般人がラーメンをフィルムカメラで撮影なんてしていない時代だから、古めのラーメン本でしかその画像を確認できない。

区画整理で箱崎から「博多だるま」として天神に移転した後は、息子さんである秀ちゃん@警固の味に色濃く変化していった。あまさんも箱崎時代に訪問しているから濃い話ができるぞ。
博多だるま32b
博多だるま31

奥のテーブル席に通され、らーめんを注文。

秀ちゃん同様、メニューに無化調とある意欲的ならーめん。旨味の膨らみを天然の素材でという攻めの姿勢に好感。よりギラギラとした表情だ。表面に背脂が漂う脂ギッシュに作り込まれ、明快な旨さがある味濃いラーメン。脂は多いが、出汁もそこそこ出ている。説明書きのように良質の素材を活かしているようだ。

麺は昔ながらの滑らかな平打ち細麺とは異なり、薬品臭さのない極細麺。おそらく昔より粉質が上がっていると思われる。

過去の記事で次のように「箱崎だるま」を振り返っていた。『箱崎だるま@東区の記憶がある内はやはり比べてしまう。金曜日の夜、大分からわざわざ食べに通ったお店・箱崎だるま@東区。古びた外観に薄暗い店内。奥に長いカウンター席があり、老夫婦が迎えてくれる。時折焦げ臭く苦みがあるくらいがご愛嬌。獣臭が溢れまくり、やや黄色めのどろんとしたワイルドスープ。今みたいな分厚い透明な背脂層はない。麺はやや平打ちめの滑らかな細麺だった。しっかり作り手の顔が見えた手作り感あるワイルドラーメンだったなぁ。』

過去はあくまでも過去。時は着実に流れ、今の博多だるまは秀ちゃん@警固の味づくりによって、昔とは別モノの新しいオリジナル味となってイル。因みに昼間の秀ちゃん@警固と比べると、今日は昼間の秀ちゃん@警固の方が出来が良かった印象かな。
博多だるま20
博多だるま22
博多だるま23
博多だるま24
博多だるま25
博多だるま 福岡市中央区渡辺通り1-8-26 ラーメン650円