【2008年11月09日(日)】 六厘舎@ラーメンスタジアム(福岡市・博多区)
営業最終日の味玉・つけめん
六厘舎@キャナル10

キャナルシティ博多@福岡市にあるラーメン集合施設・ラーメンスタジアムに約一ヶ月間という期間限定でオープンしていた六厘舎@キャナル本日最終営業日を迎えた。

この一ヶ月だけで9回通った六厘舎@キャナルから営業最終日に素敵な一杯が提供。閑散とした営業初日から頻繁に食べていたので女性スタッフさんから覚えられ、忙しい中でも訪問する度に「あっ、いつもありがとうございます。お客さんが最多訪問者ですよぉ〜^^」と笑顔で話し掛けられていたのねん。

本日は昼イチに「味玉・つけめん」を食べ、更に午後二時過ぎに北九州のくまさんと「最後の一杯」を味わうべく再訪。暫く店前に並んだ後、一旦入口付近のテーブル席に案内されて座る。するとスタッフさんの勧めで奥にある厨房前の席へ改めて移動。よく通ってくれたことが厨房にも伝えられたらしく、男性スタッフさんより御挨拶があり、その後気合い入りまくりの一杯が提供された。


出店公表前に情報を掴んだ幾つかのブログに待望されて熱く先行紹介されたものの、開店初日からお祭り騒ぎになることもなく、ガラガラでの拍子抜けスタートを切った六厘舎・山岸大勝軒・裏秀三店舗の期間限定出店。週末は行楽客で賑わうも、平日営業は予想以上に苦戦。訪問した多くのブロガーやネット上の書き込みでは味や再現率についてのマイナス意見が目についた。

「六厘舎」や「大勝軒」というネームバリューだけで十分人が集まるだろうという施設側の思惑は打ち砕かれた感じ。しかも異文化の「つけめん」を食べた福岡市民の感想も実に様々で面白い。「つけ汁がぬるい」、「麺がのびている」、「味が濃過ぎる」、「高い」、「あれはラーメンじゃない」等々マイナス意見が目立った。好きな食べ手には福岡市で、尚かつ待たずにゆったり味わえる非常に贅沢な環境だけどね〜〜

ネット上で本店とは濃度や味が随分異なり、再現率が低いという感想を見掛けたが、個人的には約一年前(昨年11月)に食べた六厘舎@大崎本店の味や濃度を神格化するつもりは全くない。ああいったラーメン集合施設の限られた厨房と増減が異常に激しい来客に長時間対応する集合テナントで再現率を上げるのは大変だと思う。六厘舎@キャナルの味が本店と全然かかけ離れた味かっていうと、まあそれなりの味だったという感想。大崎本店と全く異なるっていうのは??だ。本店既食者はどうしても本店を食べたことの無い人に対して「本店はあんなもんじゃない」と言いたくなるだろうし、六厘舎への過剰な期待の落差もあったよね。

今回麺の提供方法については回転率が優先されていたので、より質重視で改善してもらいたかった。但し、福岡の多くの人は大崎本店が総入れ替え制で(九州には無い店内の先客全員が食べ終わってしまうまで待ち、全て入れ替わるシステム)、席も三分の一くらいのカウンター席のみで、営業時間もそれ程長くないっていう前提認識は薄いと思われる。私は20分待ちの良い状態で美味しく頂いても、後から座った隣の方は3分配膳。。 ある程度待たせてでも、もっと小ロットで茹であがりから迅速に提供する方が良かったと思う。


総括記事を書こうと思っていたところ、営業最終日に食べた「味玉・つけめん」がエラク美味しかったので先に紹介^^
六厘舎@キャナル60

カウンター席に座り、約20分ほど麺の茹で上がりをくまさんと待つ。配膳されてその表情にビックリ! 心憎いプレゼントが付いた最後の「味玉・つけめん」はこんな感じ。


麺は茹でたてを冷水で締められ、素早く提供されたもの。いつもより幾分硬めのぶりんとした仕上がり。むっちりした暴れん坊の食感で、活きた麺にニンマリ。くまさんと「こりゃ旨いね〜〜」っと言いながら顔を見合わせた。

つけ汁は適度な濃度に、しっかりとした明快な旨みがグイグイ押し寄せる。コチラもいつもより美味しく感じるなぁ〜 厨房に向かって「これ本気モードじゃないですか〜」と声を掛けさせて頂いた。

麺の仕上がりが変わり、ぐっと美味しくなった印象。やはり「つけ麺」は麺の出来如何でその満足度が大きく変わることを改めて実感。やはりお客さんの顔を見て、おもてなしの心を増して大切に作ると俄然良くなるよねー くまさんも先日キャナルで食べていたが、今日の方が満足度が随分高かったそうだ。

今回のキャナル期間限定出店は福岡市でこうも容易く六厘舎の「つけめん」を何度も味わえるてありがたかった。 しかも総入れ替え制による食事時間の遅れてはいけないような圧迫感が無いし、家族客や年配客には随分食べ易い環境だったしね。今月下旬に予定している東京巡りの際に昨年食べた六厘舎@大崎本店を再食してみよっかなぁ〜
六厘舎@キャナル20
六厘舎@キャナル21
六厘舎@キャナル22
六厘舎@キャナル23
六厘舎@キャナル24

飲み干したつけ汁の底には沈殿物が。
六厘舎@キャナル25
六厘舎@ラーメンスタジアム 福岡市博多区住吉1-2-22 味玉・つけめん
2008_11_09 味玉・つけめん(営業最終日)
2008_11_09 味玉・つけめん(営業最終日)
2008_11_02 味玉・つけめん
2008_11_01 味玉・つけめん
2008_10_26 味玉・つけめん
2008_10_19 味玉・つけめん
2008_10_12 味玉・つけめん
2008_10_08 味玉・辛つけめん、 味玉・あつもり
2008_10_06 つけめん、 あつもり(本営業初日)


六厘舎(ろくりんしゃ)@本店 東京都品川区大崎3-14-10
2007_11_25 つけめん+味玉
2007_11_25 中華そば
六厘舎@大崎60