【2009年07月18日(土)】 山越@綾川町(香川県・綾歌郡) 
かけ小+ちくわ天+ジャガイモ天(さぬき巡り一日目・その2)

山越@綾川町35

純手打うどん よしや@飯野町(丸亀市)で食べた後、いつもの山越@綾川町(綾歌郡)へ。云わずと知れた超有名・人気店で、さぬきうどんのシンボル的な存在。

個人的に
最初に食べた時はそれほど大きな驚きはなかったものの、さぬきうどんを食べ歩くほど、その優等生的な凄みをじわじわと感じさせられ、今やすっかり優先的に訪れるリピート店(今回で山越11杯目)となってしまった。

公式な営業開始時間は午前9時だけど、待ち客が多いと御好意で午前8時くらいには前倒して営業開始してくれる。いつものように余裕を持って午前7時半過ぎに到着すると、なんと既に手前の駐車場がほぼ埋まっている状態じゃん(驚)
山越@綾川町11b

早朝の羽床に到着。時間に余裕があると思っていたので周辺をぐるりと走り、四年前に食べたはゆか@綾川町等の店舗を確認。
山越@綾川町15
はゆか@綾川町


さぬきに集結した観光客の出足がエラク早く、今日は只ならぬ日となる予感が。夏休み最初の三連休であり、ETC割引料金1000円等の条件が揃う。超有名店に観光客が怖いくらい集中してしまい、更に二極化が進んでいた印象だ(T_T)

先客が50人くらい並んでいたが、山越は比較的回転率が良いのでそれほど心配はない。ストレスを感じることなく列が進み、程なく店内へ。いつもの名物おばちゃんが注文を取り、見事な客捌きに感心。このおばちゃんに会えただけでも満足かも。冷たい玉・小かまたま・小をお願いした。

後の食べ歩き予定があるけれど、山越の天ぷらは旨いのでついつい取り過ぎて三種(ちくわ天、ジャガイモ天、鶏カラアゲ串)で清算。
山越@綾川町41


設置されたタンクから冷たいダシを自分で注ぎ、先ずは「ひやかけ」から。
山越@綾川町30

今回で山越11杯目となった冷や玉・冷やダシの「ひやかけ」うどん。見るからに艶々の伸びやかな麺。ぶるんとして存在感がアル。冷や玉だけに照り返す表情がなんとも美しい。噛み込むと、ぐに・むちした心地よい弾力ゴシで、にゅんと伸びる活きた麺。更にむちんとした残りゴシもある優等生うどん。冷たいダシ(おつゆ)はすっきりした出汁が効いているもの。サックリしたちくわ天と合わせて食べると更に旨い。しかも甘いジャガイモ天も好きなのよねー

最初に山越を食べた時はそれ程大きな感動はなく、伸びやかな優等生うどんだなーっという印象だった。当時は角の立った硬弾力ゴシや独創的なぐにゅぐにゅ軟体ゴシ等の個性的な麺を求めていたしね。その後、多くのさぬきうどんを食べ歩き、山越を食べ重ねていくうちにその良さがじわりじわりと伝わってきた。今では香川を訪れた際には是非立ち寄りたいリピート店となってしまっている。

「山越」は伸びやかな麺を比較的安値で提供。奥まった立地で繁盛する店(製麺所)として有名・人気店となり、遂には全国区となった。いわゆる観光客が集中する製麺所系さぬきうどんの象徴的なお店。結果、店舗は随分整備され、周辺に駐車場も増えた。色々意見はあるだろうが、これだけ客が集まる中、極端に味を変えることなく(現在は
一玉150円で)提供し続けている。今回も驕ることなくキビキビ仕事をしている姿はとても気持ちよかった。
山越@綾川町31b
山越@綾川町33
山越うどん 香川県綾歌郡綾川町羽床上602-2 かけ小+ちくわ天+ジャガイモ天

訪問履歴
2009_07_18 かまたま+鶏カラアゲ串
2009_07_18 冷や玉・冷やダシ+ちくわ天+ジャガイモ天

2007_07_14 かまたま+ジャガイモ天
2007_07_14 冷や玉・冷やダシ+ちくわ天
2005_11_05 かまたま+ちくわ天
2005_11_05 冷や玉・温ダシ+ゲソ天
2005_09_19 冷や玉・温ダシ+半熟卵天
2005_09_19 かまたま山うどん+ちくわ天
2004_10_09 かまたま+ちくわ天+ゲソ天
2003_11_03 かまたま+ちくわ天+あげ
2003_10_11 冷や玉(大)・温ダシ
2003_10_11 かまたま