【2008年11月24日(月)】 六厘舎@大崎(東京都・品川区) 
つけめん+味玉
六厘舎@大崎

東京食べ歩き四日目(最終日)の一軒目。

全国的には殆ど知られていないと思うけれど、六厘舎@大崎(東京都・品川区)支店が、
2008年11月09日まで、福岡市にある複合商業施設・キャナルシティ博多(博多区)内の
ラーメンスタジアム2に、約一ヶ月という短期限定で出店していた。

本店既食者によるラースタ店@博多区の再現率云々というマイナス感想がエラク目立っていたので、
時間を置かず本店を再訪して、自分なりに再現率を改めて確認したかったのだ。
丁度
一年前(2007年11月25日)にも本店である六厘舎@大崎(品川区)で食べていたけどねー
 この日も相変わらず本店は繁盛しておりました。

六厘舎@大崎(品川区)は説明不要なくらい有名になってしまった、
2007年、2008年を代表する繁盛店で、観光客まで加わり大賑わい。
海苔の上に魚粉がこんもり盛られた濃度のある豚骨魚介出汁のつけ汁で、
個性的な極太麺を啜る『つけめん』を味わえる。

東京巡り最終日なので、予め東京駅に大きな荷物を置いてから大崎へ。
JR大崎駅裏から静寂な住宅街をてくてく歩いて向かう。
ラーメンの食べ歩きをすると、観光ではまず行かないであろう街並みも同時に楽しめるなぁ。
六厘舎@大崎10

午前9時半(開店一時間半前)に六厘舎@大崎(品川区)に到着すると、待ち客が数名。
今回は総入れ替え制のワンロット目に間に合った。
六厘舎@大崎11

開店まで時間があるので、座ってひと休み。
行列は徐々に伸び始めた。

開店が近付くと、暖簾が掛けられ、店員さんが注文を取る。
開店直前には大行列が形成され、凸状に道路まで溢れ出し始めていた。
六厘舎@大崎12

「つけめん+味玉」が配膳。
六厘舎@大崎24


濃度は幾分抑えられたように振れた、適度な濃度をもった獣・魚介出汁のつけ汁。
今や超高濃度をウリにした新たなお店が幾つか出現しているだけに、
以前ほどの強烈なインパクトまでは感じないものの、寧ろ自然でバランス良い仕上がり。
トレードマークとなった海苔の上に魚粉がこんもり盛られており、味玉や刻みチャーシューは沈んでいた。

存在感あるむちりとした極太麺をつけ汁に潜らせ、ずるるぅ〜〜っと啜り上げと、
明快な華のアル旨みが増幅されて膨らむ。
濃度ある獣出汁と魚介がきっちり効き、醤油ダレが主張するあまみのある味濃いもので、
明快な旨みがグイグイ迫る。
更に香味も加わり、親しみやすい味だ。

徐々に魚粉を溶かし、味の変化を楽しんだ。

太麺はぶりんとしたやや縮れたもので、幾分硬めのむちりとした存在感ある食感。
風味やあまみを楽しみながらモリモリ味わうスタイル。

総入れ替え制なので一定の時間内という制約があるが、まだ遅いお客さんがいたので、

最後はスープ割りで華のアル味をまったり楽しんだ。

ちなみにキャナル期間限定出店は、福岡市で容易に六厘舎の「つけめん」を何度も味わえて、
個人的にはありがたかった。
 しかも総入れ替え制による食事時間の遅れてはいけないような圧迫感が無いし、
家族客や年配客には随分食べ易い環境。
麺の仕上がりについては改善の余地があったと思うが、濃度については美化されたような過去はさておき、
本店自体が同じく適濃に振れていた感想ですね。
六厘舎@大崎25

六厘舎@大崎26

六厘舎@大崎28
六厘舎(ろくりんしゃ) 東京都品川区大崎3-14-10 つけめん750円+味玉100円


訪問履歴
2008_11_24 つけめん+味玉
2007_11_25 中華そば
2007_11_25 つけめん+味玉


六厘舎@ラーメンスタジアム店(福岡市博多区住吉1-2-22)
2008_11_09 味玉・つけめん(営業最終日)
2008_11_09 味玉・つけめん(営業最終日)
2008_11_02 味玉・つけめん
2008_11_01 味玉・つけめん
2008_10_26 味玉・つけめん
2008_10_19 味玉・つけめん
2008_10_12 味玉・つけめん
2008_10_08 味玉・辛つけめん、 味玉・あつもり
2008_10_06 つけめん、 あつもり
(本営業初日)


食後はスープ割りをお願い。
六厘舎@大崎30

六厘舎@大崎31


店外へ出ると、更に隣の車線まで凸状に長〜〜い行列が伸びていた。