【2009年10月18日(日)】 大勝軒@西原村(熊本県・阿蘇郡) 
もりそば、中華そば

大勝軒@西原村(阿蘇郡)10

熊本県の長閑な西原村(阿蘇郡)に事前情報無しで、突然開店した大勝軒@西原村(熊本県・阿蘇郡)。熊本では初となる大勝軒系店の開店で、看板や暖簾には誇らしげに「東京」と掲げられていた。

ここ数年の熊本は、伝統的な熊本ラーメン以外を提供する新店ラッシュが続いておりまする(^∀^)

現地(西原村)で熊本のねーこさんと合流し、一緒に訪問。

昼前に入店すると、中心街から外れた立地ながら、ほぼ満席で、待ち客も出ている盛況状態。エラク活気があり、感心。今日は熊本(大勝軒)〜福岡市(博多新風、らーめん大)〜筑前町(丸八)〜甘木(キリンビール甘木工場)〜久留米(インド料理ガンジー)〜熊本市と、イロイロ巡ります(。・ω・)ノ゙

店内に飾られた、多くの開店祝い花。
大勝軒@西原村(阿蘇郡)41

【メニュー】
大勝軒@西原村(阿蘇郡)15
大勝軒@西原村(阿蘇郡)16

私は「もりそば」を注文、ねーこさんは「中華そば」を。
大勝軒@西原村(阿蘇郡)30


醤油色に染まったつけ汁は、黒く色付いてはいるものの、白濁はしておらず、粘度のない仕上がり。ギラギラしたような脂も目立たない。獣系の風味は穏やかで、魚介と醤油の香りがぶわんと舞った。

艶やかな水洗いされた麺をざぶ〜んとつけ汁に浸し、啜り上げると、見た目以上に豊かな旨みのある味にニンマリ。抽出された獣や野菜の旨みはモチロン、魚介の強い旨みと風味、そしてあまみが押し寄せる。獣のクセはあまりなく、その分、魚介の主張が強い印象。しかも大勝軒でありがちな、砂糖甘さが殆ど無く、酸味もない。更に獣(挽肉やチャーシュー)の肉々しいクセがなく、丁寧に作られたフレッシュな仕上がりが特徴という印象。麺は水洗いされた艶やかなもので、にっちりした食感。茹で置かれたような仕上がりではなく、活きた麺だった。


ちなみに個人的には、惜しまれつつ再開発事業で閉店してしまう前の、歴史アル東池袋大勝軒@豊島区を訪問したのは2001年10月8日のこと。まだなんとか御主人・山岸一雄さんが現役で、最初の20杯だけ山岸さん御本人が厨房で作ってくれていた時代。朝八時過ぎから並び、山岸さんの一杯を7番目で空腹状態にてわしゃわしゃ味わった。

山岸さんのお弟子さんのお店では、2001年10月6日に麺屋ごとう@西池袋(豊島区)、2003年8月19日に五行(一風堂)招待イベントにて滝野川大勝軒@滝野川(北区)をそれぞれ味わっている。

昨年(2008年)、福岡市のラーメン集合施設・ラーメンスタジアム@キャナルに期間限定で出店した、東池袋大勝軒@キャナル店(博多区)は食べる度に味わいが異なったが、特製もりそばを4杯、辛つけを2杯、中華そばを2杯味わっていた。

更に福岡市では西新の大勝軒(短期で閉店)、鹿児島市、そして長崎市にて東池袋大勝軒で修業した大勝軒をそれぞれ味わってきた。
大勝軒@西原村(阿蘇郡)31
大勝軒@西原村(阿蘇郡)32
大勝軒@西原村(阿蘇郡)33
大勝軒 熊本県阿蘇郡西原村布田1168-4 もりそば680円


ねーこさんが注文した、中華そば画像。
大勝軒@西原村(阿蘇郡)20
大勝軒@西原村(阿蘇郡)21
大勝軒@西原村(阿蘇郡)22
大勝軒 熊本県阿蘇郡西原村布田1168-4 中華そば650円


【補足】
東池袋大勝軒@本店(旧店舗) 東京都豊島区東池袋4-28-3
2001_10_08 中華そば

麺屋ごとう 東京都豊島区西池袋3-33-17
2001_10_06 特製もりそば

滝野川 大勝軒 東京都北区滝野川2-10-3(五行・一風堂招待イベント)
2003_08_19 特製もりそば

大勝軒(山岸)@ラーメンスタジアム 福岡市博多区住吉1-2-22
2008_11_09 辛つけ
2008_11_02 特製もりそば
2008_11_01 辛つけ 
2008_10_26 特製もりそば 
2008_10_19 チャーシューメン
2008_10_12 中華そば
2008_10_08 特製もりそば(つけめん)
2008_10_06 特製もりそば(つけめん)