【2010年01月10日(日)】 蔵出し味噌 麺場彰膳@平田台(福岡県・春日市) 
北海道味噌 味噌漬け炙りチャーシュー麺

彰膳@春日市12

北海道を中心に、
福岡や沖縄にも多店舗・フランチャイズ展開している札幌らーめん さんぱち@札幌市。その平田台(福岡県・春日市)にあった店の跡に、同じく味噌ラーメンの専門店として蔵出し味噌 麺場彰膳@平田台(福岡県・春日市)が2009年7月にオープンした。

自ら「福岡ラーメン本No.1」と表紙に謳ったラーメン本、ラーメンWalker福岡2010@(株)角川マーケティング発行によると、『徹底的にこだわった究極の味噌ラーメン、北海道、信州、九州と3地方の味噌を選べる新スタイルを確立した気鋭店云々』との記事で紹介。巻頭スペシャル、福岡ラーメンの二大潮流(味噌の復権、鶏白湯の台頭)とし、巻頭でこの麺場彰膳@春日市を大きく掲載し、更に福岡ラーメン最新事情として、『味噌の復権、トンコツ王国・九州でも本格味噌ラーメンが支持』とまで語られている。ホンマカイナ????

「麺場彰膳」をネットで検索していくと、株式会社トライがプロデュースするブランド『味噌屋』が見つかる。株式会社トライの公式サイトをみると、「味噌屋」の味を暖簾分け(フランチャイズ展開)とし、この麺場彰膳@春日市(福岡県)暖簾分け(直営ではない、フランチャイズ展開)の店舗として紹介されていた。店舗紹介には現在直営店が3店舗、暖簾分け店が19店舗存在。それぞれの店舗画像を見ると、木を活かしたインパクトのある味噌樽デザインの店舗が多数。

株式会社トライのサイトによると、『トライがプロデュースする「味噌屋」のコンセプト。▲専門性が「おもしろさ」を生み、オンリー1の店舗となる。▲こだわりが「話題」を生み、広い商圏を獲得。▲他店との差別化が「独自性」を生み、お客様が新たなお客様を呼ぶ。』とのこと。更に出店予算例(オーナーになるには?)出店の流れ直営店(売上等の収支)実績まで紹介し、コンサルティングに手抜かりナシ。

ナルホド、単なる郊外にできた新店ではないようだ。

先客は10名くらい。奥のカウンター席に座り、多彩なメニューが掲載されたメニュー表を眺める。

味噌ラーメン専門ではあるが、北海道味噌、信州味噌、九州麦味噌という大きく三種から選べ、そこから更にオプションを選んで多くのメニューが展開されている模様。

北海道味噌(濃口)のメニュー。
彰膳@春日市15

信州味噌(やや濃口)のメニュー。
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九州麦味噌(甘口)メニュー。
彰膳@春日市17

味噌のウンチク。
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今回は『北海道味噌 味噌漬け炙りチャーシュー麺 980円』を選択。
彰膳@春日市20


厚切りされた巨大な炙り味噌漬け豚バラチャーシューが三枚添えられた、迫力味噌チャーシュー麺。更に北海道を意識した大ぶりのフライドポテトが中央に二切れ添えられ、炒められたモヤシ等の野菜や挽肉がその下に沈み、香ばしい揚げネギが添えられていた。

溶かれた北海道米味噌はあまみのあるかなり味濃いもので、ベースの鶏や豚が支える明快な味わい。ぷりむちした存在感ある縮れた太麺が泳ぐ。食べ進む毎に迫力あるチャーシューの脂と旨みが加わった、味濃〜〜い一杯ですね。
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彰膳@春日市23
彰膳@春日市25
蔵出し味噌 麺場彰膳(しょうぜん) 福岡県春日市平田台1-28
北海道味噌 味噌漬け炙りチャーシュー麺 980円