【2014年10月19日(日)】 台北 國立故宮博物院 〜神品至宝特別展
in九州国立博物館@太宰府市(福岡県)
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九州国立博物館@太宰府市(福岡県)で2014年10月7日(火)から11月30日(日)まで
開催されている『台北 國立故宮博物院 〜神品至宝特別展』を鑑賞。

10月20日(月)までの14日間限定で重要作品のひとつ「肉形石」が展示されていたので
期間の早めに訪問すると、開館前から幾重の大行列を形成する大賑わい。
2009年の阿修羅展ほどではないが、ここまで混雑するのも珍しい。

鮮やかな青空に恵まれた快晴の日曜日。

開館時間前には九州国立博物館@太宰府市(福岡県)に到着するも、
既に専用駐車場は満車で、連なる待ちも多い状態。

同行者だけを先に降ろして引き返し、
私は太宰府天満宮周辺の有料駐車場に停めて、てくてく歩いて博物館へ向かった。
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再び博物館に到着すると、
チケット売り場先の屋外に幾重の大行列を確認。
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特別展のポスター。
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屋外で並んだ後も館内で再び幾重に並び、
更に別部屋で映像を見ながら回って並び、ようやく上階にエスカレーターで移動。
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パンフに紹介されていた中でも
特に目立っていた重要作品は以下の通り。

東京国立博物館では展示されていた
「翠玉白菜」を九州でみることができなかったのは残念。


青磁輪花碗(せいじりんかわん)
汝窯(じょよう)
北宋時代 11〜12世紀
とにかく美しい青磁。



青花龍文大瓶(せいかりゅうもんたいへい)
景徳鎮窯(けいとくちんよう)
明時代 15世紀
美しい形と青い龍の絵柄。



透彫花卉文玉香薫(すかしぼりかきもんぎょくこうくん)
清時代 18世紀
透かし彫り超絶技巧。



肉形石(にくがたいし)
清時代 18〜19世紀
豚の角煮、九州の展示では特に人気の重要作品のひとつだった。



紫檀多宝格(したんたほうかく)
清時代 乾隆年間(1736〜1795)
宝箱。



藍地描金粉彩游魚文回転瓶(らんじびょうきんふんさいゆうぎょもんかいてんへい)
景徳鎮窯(けいとくちんよう)
清時代 乾隆年間(1736〜1795)
金魚の絵が回る。



粉彩透彫雲龍文冠架(ふんさいすかしぼりうんりゅうもんかんか)
景徳鎮窯(けいとくちんよう)
清時代 乾隆年間(1736〜1795)
美しい。


等々、かなり充実した内容に大満足。
とても混み合っていたのでいつもより時間を掛けて鑑賞した。

図録を購入して退出。