【2016年05月08日(日)】 国宝 青井阿蘇神社@人吉市(熊本県)
参拝
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2016年4月16日(土)深夜の午前1時25分に発生した熊本地震本震(M7.3) から22日。
現在も強めの余震が連日続き、大分でも更なる強震に怯えながら過ごしているが、
各々目の前の仕事をして日常生活を取り戻しつつあり、とにかく余震の収束を待ち望んでいる。

早朝から大分県の旧中津江村や上津江村から回り込む形で熊本県菊池市入り。
植木ICからは応急復旧された高速道路を利用して人吉市へ南下して、
国宝 青井阿蘇神社@人吉市(熊本県)に参拝。


こちらは熊本地震発災後の2016年5月15日に参拝した、
大きな被害に遭った阿蘇神社@一の宮町(熊本県阿蘇市)。
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こちらは熊本地震発災後の2016年5月15日に参拝した、
被害が出ていた高森阿蘇神社@高森町(熊本県阿蘇郡)。
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植木ICから出発して八代市を通過。
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人吉ICまでは23本ものトンネルを抜けてゆく。
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人吉ICで降り、国宝 青井阿蘇神社@人吉市(熊本県)でともちゃんと合流してワイワイ。
先ずは青井阿蘇神社へ参拝します。

朱塗りの鳥居は鮮やか。
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公式サイトの説明書きによると、
北側から南に本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門、五棟一連の御社殿は、
 相良20代長毎(ながつね)が江戸時代はじめの慶長15年(1609年)から18年の4ヵ年にわたり
 造営したものです。
 本殿はじめ一連の御社殿がすべて同時期のものであるということは全国的に見ても大変貴重なもので、
 平成20年6月9日に九州内では55年ぶり、県内では初となる国宝に指定されました。
』とのこと。

九州の神社では大分県の宇佐八幡宮(全国四万とも云われる総本社)本殿に次いで
僅か2件目だそうだ。


桃山風と云われる立派な萱葺き屋根の楼門。
熊本地震による大きな被害はなさそうだ。
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公式サイトの説明書きによると、
御社殿すべてが黒を基調に漆塗り、細部の木組みに赤漆を塗り、
 彫刻や模様は極彩色を用いるとともに各所に装飾が施され
 一般に桃山様式と呼ばれる技法で建てられています。
 なんといっても屋根の棟が高く勾配が急な萱葺き屋根が一番の特徴で、
 青井阿蘇神社をはじめ、人吉球磨地方にはこのような歴史的建築物が
 数多く残されています。

とのこと。



拝殿に参拝。
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これから結婚式が行われるようだ。
おめでとうございます。
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こちらは幣殿と本殿、弊殿は萱葺き屋根。
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公式サイトによると、
幣殿の上部には青・緑・赤で色塗られた格狭間(こうざま)と呼ばれる模様があります。
 本来格狭間は仏像や厨子を安置する須弥壇の基壇部分に用いられる様式で、
 仏教の聖地である須弥山を摸したものですが、建物の上部に設えてあるものは他では
 見ることができないこの地方独特のものです。

とのこと。



さてさて、ともちゃんと一緒に人吉市と鹿児島を楽しみますかねー