【2005年12月23日(金祝)】 子(みんず)ラーメン@門司本店
子(みんず)ラーメン  北九州食べ歩きツアー その

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北九州にあるラーメンの老舗店と言えば、子(みんず)ラーメン@門司本店が挙がる。人によってかなり好みが分かれる味だが、個人的には大好きなお店の一つ。このラーメンを食べる為に昔から北九州へわざわざ行っていたのだ。
因みに北九州の親しい麺関係者にはあまり好まれていないけれど。地元民より関東の方々の方が楽しめている印象だ。ココは筑豊からの流れで純粋な北九州ラーメンとは表情が異なる。

お店はJR門司駅から近く、少し坂を登った住宅地にひっそり佇む。初めて訪問した方は知名度の割に奥まった立地とその質素な外観に驚くことだろう。
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午後4時過ぎに到着するとぽわんと明かりが見える。わぁーもう開店してるじゃないの〜(嬉)高齢の御主人が体調を壊され、復帰が心配されたが、
嬉しいことにまた厨房に立たれていた。おそらくドクターストップを振り払い、厨房に立たれていると思われる。私も是非その熱い想いに応えたいと再訪を考えていたのだ。

子(みんず)ラーメンを注文。

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老夫婦二人でキビキビ作業を進める。御主人はお元気そうで、ちょっぴり安心。「辛かったら言ってください」と丁寧に声を掛けられた。

レンゲでスープを掬うと、とっぽんとした気持ち粘度あるスープ。ニンニクがドーン現れ、独特のあまみのあるクセダレや胡麻の風味がごちゃっと主張。独特の苦みある後味が残る。渾然一体となった複数の旨みで喰わせるパワフルな味。メンマ、チャーシュー、モヤシ、キクラゲ、茹で玉子、ネギのそれぞれの味が上手く重なる。スープは以前と少し表情が異なっていたが、オンリーワンの一杯に満足。御主人の一杯を食べられただけで・・・ 既に満足していたのだと思う。

食べ終わり、私達以外にお客さんが居なかったので少しだけ御主人とお話。県外から来たこと、復帰してとても嬉しかったことを率直に伝える。御主人はニッコリ笑ってありがとうと仰った。今回は了解をとって照れる御主人の写真を撮らせて頂いた。是非御主人の一杯を食べる為にまた訪問したいと思う。
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子ラーメン@門司本店 北九州市門司区高田1-10-7 子ラーメン

前回訪問日
2004_02_08 2003_09_14 2002_02_24 2001_11_09
2001_11_09 その他多数


【2004年2月 8日に食べた子ラーメン画像】
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