【2006年3月11日(土)】 さぬきや@熊本県・城南町 その2

「てる山」に続いて熊本県・下益城郡城南町にある讃岐うどん店・さぬきやへ。
けんちゃん情報では本格的なさぬきうどんを楽しめるとのこと。
以前からずっとオススメ頂いていたお店なのだ。

郊外の割に店周辺に飲食店が多い立地。
桂仙ラーメン、うどん店、さぬきや、そしてコンビニが犇めく。
最初間違ってさぬきや正面にある別のうどん店入りそうになったくらいなんですわ^^

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お店外観は手書き看板が並び、なんとも庶民派な感じ^^
先客ナシでカウンターに座る。うどんのメニューは多く、更に「お好み焼き」まであるようだ。

「ぶっかけ梅かつおうどん 350円」を注文。

すると「今から茹でますのでお時間が掛かります」との嬉しい声。
期待が膨らむ。

細めでつるんとした艶やかな表情。
ずずぅーーっと啜り、噛み込むとむにゅん・むにゅんしたやさしい弾力。
にゅんと伸びる引きのあるコシ。
素朴感ある滑らかなうどんだなぁ〜♪

「ぶっかけうどん」といっても冷たいダシ(おつゆ)がかけうどん並に注がれているスタイル。
程良い出汁で、この滑らかなうどんに合っている。

ずずぅーーーっと勢いよく音を立てて食べているとニッコリ御主人が話し掛けてきた。

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大将はかなり個性的なお方。「さぬきのうどん」について熱く・熱くお話しする。
なんと1時間半話すことに^^内容は以下の通り。

昭和46年くらいに高松市から九州へ来られたそうで、私が認識していた「さぬきうどん」は御主人とは随分異なることが判明御主人は昔ながらの味にこだわり、私は「恐るべきさぬきうどん」以降の現在のさぬきうどん店を楽しんでいる。御主人のオススメは老舗店のみで、川福(開業昭和38年)
だそうだ。

先ず大きな違いは麺の太さと硬さ。割り箸の先から中程までの太さを基準にし、季節毎意図的に調整しながら提供するそうだ。茹で時間は温や冷、汁等々で大きく4種類に分け管理。最終的な喉越しを全てのメニューで同じにするよう努めているとのこと。当然手打ちにこだわり、機械を使うお店とは別物だという認識。価格もかけうどん210円、ぶっかけ梅かつおうどん350円と安値提供している。

「さぬきうどんが好きで、年2回くらい讃岐にうどんを食べに行くんですよ」とお伝えしたが、私が「麺」をどの程度好きで、食べ歩いてるのかは伝わらなかった感じ^^久しぶりに熊本でガツンとやられましたわ(笑)貴重なお話、ありがとうございましたぁ♪

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有り難いことに生麺を見せて頂きました。
細い麺です。

さぬきや 熊本県下益城郡城南町大字東珂高 ぶっかけ梅かつおうどん 350円