【2006年5月1日(月)】 いちのいで会館@別府市・観海寺温泉
青い湯 (大分極上温泉巡り その15)
【いちのいで会館・金鉱の湯】
洋風建築の「野口病院 旧本館」を見学した後、極上温泉巡りを再開。
今回セレクトしたのは個性的な「青い湯」で知られるいちのいで会館@観海寺温泉。別府湾と市街地を一望できる景観も楽しめる湯で、斉藤雅樹氏著書『大分の極上名湯』でも超名湯として紹介されている。因みに私はこれで三度目の訪問となる。
いちのいで会館へ行く前にスイーツ店「パティスリー・ペ・デュ・クール@別府」に立ち寄り、スイーツを四種購入。メレンゲで作られた『カシス・マロン』が印象的なお店である。えー温泉あがりに食事と一緒に食べようかと思いまして^^ ささやかな贅沢なのです。
ラクテンチ前から小道へ入り込み、手書きされた標識に従って急な坂を駆け上がる。会館は奥まった場所にある。道は細いし傾斜もキツイ。初めて訪れる人は戸惑うことだろう。
GW中なだけに観光客による混雑が懸念されたが、大して混み合うこともなく車も停められた。
駐車場から別府湾と別府市街を眺める。
会館二階に上がり受付。本日は男性が「金鉱の湯」。滝と蒸し湯がある温泉である。女性は別府湾と別府の市街地が一望できる巨大露天風呂「景観の湯」。受付の際、お店の方から一部使えない風呂があるとは言われたが、行けば判るとのことで温泉へ。まさか使えないのが楽しみにしていた「巨大露天風呂(プールみたいな湯)」のことだったなんてこの時点ではつゆ知らず。。そしてここは温泉と食事の施設で、入浴した後だご汁定食を食べるシステム。(1050円也)但し、今回はGW中につきお弁当のみ(うぅー残念)
露天風呂は建物から少し離れた場所にあり、緑豊かな山道をスリッパで歩いて移動。
今日は鮮やかな透明感ある青い湯。かなり綺麗ですわ♪前回訪問した際との比較画像はコチラ。「金鉱の湯」は前後二つの露天岩風呂から成り、それぞれ青色が異なる。手前の湯は今まで三回入った中では最も鮮やかで透明感ある青だった印象。奥の湯はぬるめでやや薄めの青い湯。色は「透明〜青〜青白」と時間の経過で変化していくそうだ。天然の滝があり、別府湾を眺められる好立地。
男湯は先客7名。30分程ゆったり浸かる。湯はふんわり香る程度で奥の湯は適温。手前の湯は熱く、調整中。なんとか後半入れるようにはなった。因みに温度調整は源泉の量を調整するだけで加水はないようだ。出たり入ったりと休憩を挟みつつ、贅沢な時間を楽しむ。個人的に「青い湯」が大好きなんですわ♪
【手前の湯】
私が入った時点では手前の湯温が高すぎて、誰も入っていない状態。湯温はある程度調節(お店の方が)できるようなので、なんとか後半入れるようになった。画像は別府湾を眺めた風景。右に見える大きな建物はビーコンプラザ。
岩には白い温泉成分が付着している。
透明感を残した鮮やかな青色。
今日は綺麗ですわ♪
「金鉱の湯」には奥に自然の滝がある贅沢な風呂。
【奥の湯】
風呂は手前と奥で大きく二つ。これは奥の画像。手前より幾分薄めな青色で、温度を低めに設定してあった。先客の皆さんはコチラでゆったり浸かっていた。
「金鉱の湯」には蒸し湯がある。
まさか、まさかのお湯が張られていなかったプールみたいな深くて巨大な露天風呂。これは前日に撮影した「景観の湯」の大露天風呂画像(2006_04_30)。今日は本当に残念でした
「景観の湯」から別府湾を眺めた画像(2006_04_30)
青い色は巨大露天風呂より手前に二箇所造られた岩風呂の方が透明感があり綺麗だった。
湯からあがり、いそいそと車に保管していた荷物(スイーツ)を取りに戻る。お座敷に戻るとてん子さんが席に着いて待っていた。お茶を入れ、のんびりお弁当の配膳を待つ。窓から風が入って気持ちイイ。ゆ〜ったりとした時間が流れる。
今回GW中につきお弁当のみ。大分名物「だんご汁定食」はナシなんですわ(残念)
前々回食べた時のだんご汁定食の画像はコチラ。
お弁当を半分食べたところで、購入していたスイーツも楽しむ。
うふふ、保冷剤入りだったので車にて保管できてたのです。
パティスリー・ペ・デュ・クール 大分県別府市天満町5-30 スイーツ各種
温泉にも浸かり、食べるものも食べた。さてさて、今後どうしたものか??別府浜脇のディープな街歩きや地獄巡りってのも一応ある。しかし脳裏に浮かんだのは七里田温泉の極上炭酸泉♪塚原温泉や神和苑の青い湯にも勝るとも劣らないのは「下湯」だわな! てん子さんに竹田市への遠征を提案してみる。