【2006年5月1日(月)】 七里田(しちりだ)温泉 下湯(ラムネ温泉)@大分県・久住町
極上炭酸泉の湯  大分極上温泉巡り その16

七里田温泉下湯10
(2004 04 10 撮影画像)

絶景の青い湯いちのいで会館@別府観海寺温泉に浸かり、お座敷でお弁当とスイーツを食べながらひと休み。丁度窓から気持よい風が吹き込み、暫しくつろぐ。

温泉にも浸かり、食べるものも食べた。さてさて、今後どうしたものか??当初予定していた別府浜脇温泉のディープな街歩きや極上名湯と紹介されている「血の池地獄の足湯」、そして地獄巡りってのも一応ある。しかし脳裏に浮かんだのは七里田温泉の極上炭酸泉! 塚原温泉の強酸性の湯や神和苑の青い湯にも勝るとも劣らないのは「下湯」なんだわなー てん子さんに久住町(竹田市)への遠征を提案してみる。
七里田温泉下湯13
(2004 04 10 撮影画像)

「七里田温泉&長湯ラムネ温泉の極上炭酸泉巡り」は快諾とまではいかなかったけれど、他に魅力的な案も無かったので休息がてら大分市経由で久住町(竹田市)へ。別大国道を下り大分市内をするする抜ける。GW中でも平日だったので渋滞することもなく郊外へ。信号の殆ど無い田舎道を順調に進み、小一時間で七里田温泉へ到着。実はてん子さんは以前七里田温泉を訪問していたのだが、七里田温泉館の「木乃葉の湯」に浸かった為、この下湯(ラムネ温泉)は初めて。「木乃葉の湯」も土色に変色した良い湯なのだけれど、「下湯」が凄すぎるのだ。

温泉施設・七里田温泉館で清算し、離れた「下湯」に徒歩で向かう。
七里田温泉下湯21
(2004 04 10 撮影画像)

「下湯」は地元組合員の御好意で一般客も立ち寄り湯を楽しめる。感謝の気持ちを持って入浴する。もしマナーの悪い客が増えればいつ使用できなくなるか分からないのだ。
七里田温泉下湯16
(2004 04 10 撮影画像)

さぁ〜いよいよ驚愕の極上炭酸泉です!

草臥れた簡素な外観と内装。鄙びた雰囲気ある温泉だ。男湯の先客は一名。「こんにちはー」と明るく挨拶して入浴。

入った途端、じゅ・じゅ・じゅ・じゅ・じゅぅ〜〜っと音を立てながら気泡が全身に付き始め、あっという間に泡だらけ。腕を擦ればぷち・ぷち・ぷちっと大量の気泡がプクプク浮かび上がる。それも大量に!うわぁー 気持ち良すぎますよ!!これぞ極楽の湯ですわ♪金気臭漂う、赤茶けた温泉成分が付着しまくった風呂。こんな凄い温泉があるんだから温泉巡りもやめられない。天然の恵みを堪能する。

湯温は37℃前後と低温だが、この泡だらけになる感覚は他ではなかなか味わえない。因みに「大分の極上名湯」に寄ると、湯温がもう少し高ければ気泡は無くなるらしく、ココは奇跡的な湯とのこと。浴槽に辿り着く前に炭酸が抜けてしまうらしいのだ。近くの長湯温泉にも炭酸泉があるけれど、泡の体感は別物だもの。

暫く泡だらけになりながら気持ちよく浸かる。上記した通り湯温が低いのでいつまででも入れてしまうのだ。一時間くらいなら直ぐに経ってしまう。いつも出るタイミングが難しい湯だ。

てん子さんもこの「下湯」を極上温泉旅の中で一番超極上と思わし召させたのはこの湯』との満足感想を頂けた。遠かったけど訪問して本当に良かったですわ。別府の鉄輪温泉、明礬温泉、観海寺温泉でも素晴らしい温泉を楽しめたし、塚原温泉や七里田温泉の極上温泉を味わうことで更に温泉の多様な魅力を感じてもらえたのではないだろうか。個人的にも久しぶりの「下湯」は大満足の極上湯だった。

【男湯 全体像】
七里田温泉下湯10
七里田温泉下湯11

【付着しまくる気泡】
七里田温泉下湯13

【ぷくぷくと自然でも気泡が浮き上がる】
七里田温泉下湯15

【大量に掛流されてゆく湯】
七里田温泉下湯12

【源泉】湯を飲むと、じゅわじゅわじゅわぁ〜っと炭酸が湧き、
鉄分のような独特な甘みと酸味が後味に残る。
七里田温泉下湯14

【源泉から流れ出る湯口】 湯口周辺は凸凹で、温泉成分付着しまくり。
七里田温泉下湯22

【七里田温泉の説明書き】 クリックで拡大
七里田温泉下湯20

【湯口方面】
七里田温泉下湯24
七里田温泉 下湯(ラムネ温泉) 大分県竹田市久住町大字有氏4050-1
入湯料 300円

訪問履歴
2006_05_01
2004_11_03
2004_10_23
2004_07_19
2004_07_09
2004_06_06
2004_04_10