【2006年9月15日(金)】 一方通行@沖縄県・那覇市 その4
一方そば・大(無化調 沖縄そば)
一方通行20

首里そば@那覇市を満喫した後、那覇市の北側にあるぐぅーし小(ぐあ)@浦添市へ向かう。なんでもワイルドなスープ&武骨な個性派麺を楽しめるらしい。手持ちの「沖縄そば本」には掲載されていなかったが、へのさんの喜びぶりからしてオモシロイ一杯だろうということが容易に想像できたからだ^^

首里城周辺を離れ、県道82号線を北西方向へと走る。真上に那覇空港と首里間を結ぶゆいレール(モノレール)が走り、青空が覗く。反対車線は異様に渋滞しており、沖縄の交通事情を感じられる風景だ。
一方通行10

以前J子さんやsatoyanさんがぐぅーし小を訪問しようとした際に道に迷ったとブログで観ていたので周辺地図を確認の上、手書きで拡大図も書いて挑んだ。しかし、目印を浦添高校にして探すもどうにも見つからない。ぐるぐる周辺を回ったものの、他の沖縄そば店はあれどぐぅーし小には辿り着けなかった。ある程度時間を掛け走った後、今日のところは割愛して明日訪問することに。画像は翌日訪問した際のぐぅーし小の店内。
ぐぅーし小10

こんなこともあろうかと直ぐ近場の無化調・自家製そばの店・一方通行@浦添市へ。コチラも浦添高校から近く、住宅地の奥に入り込んだところにある。店へ通じる道路が一方通行だったのでここから名前が付いたのか?

沖縄そば本「今旨い沖縄そば店114」の紹介によると、『木灰を練り込んだ自家製麺には定評があり、噛んだ時の弾力や食感は他の店では味わえない。スープ作りに化学調味料を極力使わず、素材選びにもこだわりが感じられる』と記述されていた。豊かな野菜を使った「沖縄冷やしそば」が紹介されていたりと意欲アル創作系沖縄そば店のようだ。

立て看板の指示に従いなんなく到着。店前に大きく「無化調」と掲げられてあった^^
一方通行11
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入口付近にある食券機で「一通そば・大」を購入。首里そばで食べ損ねた「じゅーしー」も食べたかったが、ココでも既に売り切れ(残念) 店内はかなり広めでゆったりしている。カウンター席に座り、外を眺めながらそばを待つ。


見るからに魚介ダシがきっちり効いた茶系で華のあるスープ。無化調と謳っているだけあって、素材感アル出汁の主張が強い。その分酸味がやや徒出したりと「らしい」味ではある。

木灰を使ったという自家製麺はにち・ぐちとした弾力ある中太麺(沖縄そばではやや細めで、厚さのある麺)で、嬉しい独自性あるもの。後半コーレグースを少し垂らしながら味の変化を楽しむ。

沖縄そばというより、魚介系創作ラーメンという印象だ。無化調や自家製麺というのが沖縄でどれだけ求められているかは分からないが、その意欲で更に美味しい一杯を創って欲しい。
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卓上に置かれたコーレグース。
一方通行13
一方通行 沖縄県浦添市内間4-22-30 一通そば・大 630円