【2007年4月14日(土)】 一風堂@大名本店 原点の日イベント
極新味(きわみしんあじ) 1300円
一風堂@大名本店10
一風堂@大名本店12

本日は一風堂の新メニューのお披露目を兼ねた恒例の「原点の日イベント@大名本店」に参加。次世代のラーメンを目指して開発した一杯だそうだ。レギュラーメニューとして本格販売を開始する前にこのイベントを活用して数量限定で提供するらしい。

早朝より福岡市へ。先ずは一風堂@大名本店へ向かった。当初はくまさん@若松のお誘いでくじゅう登山を予定していたのだけれど、前日に登山が中止となったのでこの一風堂のイベントに参加することに。

今日の流れは一風堂@大名本店(極新味)〜うどん平@博多区(肉ゴボウうどん)〜一竜軒@唐津(ラーメン・大盛)〜ラーメン大将@唐津(ラーメン)〜多久へというもの。なかなか充実した一日となったなぁ♪

朝から青空が広がり、日射しが強くて暑いくらいの好天。雨が降った翌日なのに高速道路上から見える山々は意外なくらい霞んでいた。高速を順調に走行し、開店一時間前くらいには大名界隈に到着。まだ並び客が少なかったのでひとまず立ち去ろうとすると、「Nさ〜ん」と呼ぶ声が。よーく見るとtaronobu-himeさんオゴポコさんが店前のベンチに座ってた^^ そのまま一緒に座り込み、イロイロ喋りながら午前11時の開店を待つ。実は昨日の夕方、このイベントを紹介したTNCのローカルニュースを偶然観ており、内容を把握していたのですわ。しかもその映像の中に大文字@成瀬の御主人・中村さんや知り合いの姿を数名見かけていたしね(笑)

アレコレ喋っていると御主人の河原さんも現れ、ニッコリ御挨拶。先日五行@今泉の新装オープンでお会いしたばかりだったので妙な感じでしたね。河原さんは今年もエラク意欲的だなぁ

一風堂@大名本店20

カウンター席に通され、当然の如く「極新味 1300円」を注文。

厳かに真っ黒な膳が置かれ、白い小皿に醤油をゼラチンで加工した「ヌーベ」が付け合わせされる。添付パンフによると、『豚骨スープと醤油、香油をスペイン料理の技法で加工。食べる途中でスープに混ぜると醤油の風味がふわっと広がり、味にアクセントが加わります。』とのこと。

【ヌーベ】
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【説明書き】
一風堂@大名本店31

九州ではまだ珍しい値段を高めに設定された質感アル作り込まれたラーメン。高価なラーメンにありがち高級食材がちぐはぐ主張するようなものはなく、食べ進む毎にさり気なくその味わいが増していくもの。

鶏白湯&豚骨スープが重ねられた白濁スープとタレの主張は穏やかで、加えられた背脂の奥からやさしい甘みがじんわり顔を出す。
丁寧な仕事が施された部位が異なる三種(肩ロース、バラ、モモ)の蒸し焼きチャーシュー。肉の旨みを味わえる薄味仕上げ。お見事なのは三種ということを強調した演出をしていないこと。さり気なく遊び心を持った嬉しいもてなしだ。

和出汁(利尻昆布と鰹節)が利いた茶碗蒸し。食べ進むと和だしがゆっくり広がっていき、味が豊かに変化していく。
見た目におもしろいごぼうの素揚げ。これは四季のラーメン・カレーの際にも使われたアイテムだ。河原さんの創作ラーメンではお馴染みな冬瓜の煮付け。半熟玉子やせみきくらげ等も添えられる。

後半ヌーベを投入し、味の変化を楽しむ。醤油ダレがきっちり利いた濃い味スープに変化。

今まで行ってきた四季のラーメンイベントの集大成的な一杯。個人的な感想は「さり気なく」がキーワード。作り込まれた穏やかな味が食べ進む毎にゆっくり豊かな味へと変化していく。もてなしの心が伝わってきた嬉しい一杯だったなぁ。

以前開催された麺王 四季のラーメンイベントはコチラ
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一風堂@大名本店22

後半ヌーベを投入し、味の変化を楽しむ。
じゅわわわわぁ〜っと泡立ちながら溶けていく。
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ご飯にスープを掛けて雑炊として味わう。
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一風堂@大名本店 極新味 1300円