絶品イタリアン各種 その19(二日目)
【沖縄巡り 二日目の7軒目】
沖縄ならではの上質&新鮮で美味しい島食材を活かした料理を味わえる
イタリアンレストランが那覇にある。
沖縄をこよなく愛する飯塚みどりシェフのお店、料理工房てだこ亭@那覇で、
創作イタリア家庭料理を楽しめるそうだ。
そのてだシェフも沖縄に魅せられて東京から何度も沖縄へ渡り続け、
結局沖縄にお店を開いてしまったという。
そんな方が作る料理なのだから熱い想いが溢れていることは容易に想像できる。
あの食いしん坊のてんもりさんが足繁く通い、沖縄に来るなら是非味わって欲しいとまで言わしめたお店。
今回の沖縄食べ歩きで数々の沖縄そば屋を差し置いて、個人的に最も訪問したかったお店なのだ。
ちなみにてんもりさんのてだこ亭に関するブログ記事はコチラです。
びん玉@沖縄市・海邦で八重山そばを味わった後、
北中城ICより高速道路を利用しててんもりさん宅がある豊見城市へ移動。
高速上では時折強風が吹きつけ、車が横に大きく揺れた。
順調にてんもりさんと合流し、暫し部屋でくつろぐ。
てんもりさんはガツガツ分刻みで動き回るタイプではなく、ゆったりしながらも動くべき時にそつなく早い。
とりとめのない話をしていると、あっという間に出発時間が近付いた。
てだこ亭は那覇市の中心街にあり、あの第一牧志公設市場の直ぐ近く。
てんもりさんの運転でお店へ向かった。
相変わらずびゅーびゅー吹きつける風は強く、台風は深夜に最接近するようで、
お店が開いているだけでも有り難い状況なのだ。
那覇市周辺は渋滞が激しく、手慣れた感じで裏道に入り込み、
何処を走っているか分からなくなる程くねくねと走った。
お店に到着すると、今までてんもりさんのブログで何度も見ていただけに
なんとも不思議な感覚に襲われる。
いよいよだなぁ〜
てんもりさんが予め連絡を入れてくださっていたので、
コチラの素性も大方把握されているご様子。
てだシェフに御挨拶し、てんもりさんセレクトによるお任せ状態で料理を味わうことに。
事前にてだこ亭のサイトを一通り読み込んで臨んでいたので、
よりシェフの熱意や意欲を感じることができた気がする。
読めば読むほど凄い人なのだ。
先ずは、ひやひやの白ワインを。
今日はお酒と料理をたっぷり楽しみマス。
カポナータからスタート。
料理が提供される度、ちょっぴりお話しするてだシェフの笑顔が素敵。
美味しいものを味わってもらいたいという並外れた意欲と
裏打ちされた自信が特有のオーラを発する。
続いて山本アグーの濃密なレバーとブルスケッタ。
楽しみにしていたウニスパゲティ登場。
ワインは二杯目で、今日は飲みます。
ウニパスタを味わっていると、
天然酵母石釜焼きパン・宗像堂さん御夫婦が来店されて、てんもりさんと談笑。
この時点で明日の宗像堂@宜野湾市への訪問が確定した。
こんな出会いはとっても嬉しい。
他にもお知り合いの方が来店され、てんもりさんにとって如何にてだこ亭が特別であり、
大切なお店なのかということがよく伝わってきた。
フォカッチャ。
ウニパスタの残ったソースを付けて味わう。
色鮮やかな島野菜やドラゴンフルーツを活用したてぃだサラダ。
恐る恐る外を確認すると、物が突風で吹き飛ばされてゴトゴトと擦ったり、
転がってパンッと当たったりする音が微かに響いてくる。
店内はそんな荒れた天気とは関係なく、濃密で温もりのある時間が過ぎている。
悪天候にもかかわらず、綱渡りで上手く楽しめていることに感謝だ。
ワインは三杯目で、この辺りからワインの写真は撮っていない。
美味しい料理についついワインが進みまする。
島豆腐のクリームスパゲティ。
遂に贅沢な山本アグーのローストが登場。
しっかりとした濃密な肉の味にニンマリ。
切り分けた切断面からじわんと湧いた脂はとても美しくて旨い。
貴重な山羊のチーズデザート。
食後は時折てだシェフを交え、まったりと過ごす。
世の中凄い人は居るなぁ〜っと感心。
沖縄に渡って本当に良かったと心底実感した素敵な時間となった。
是非再訪させて頂きます。
てだこ亭@那覇市 沖縄県那覇市松尾2-11-4 イタリアン各種♪♪
あの台風の夜がまざまざと思い出されます。
あのときのエヌさんとの旅は仕込んでいたように行く先々で知り合いに会いましたね。
個人的には、山本彩香さんの店のレポートが楽しみです。