【2006年9月17日(日)】 山原そば(やんばる)@本部町(沖縄県) その24(三日目)
ソーキそば(大)
山原そば@本部30

沖縄巡り 三日目の五軒目。

新山食堂@名護市で名物のてびちそばを味わった後、本部町へ移動。
次の狙いは今回の沖縄巡りで首里そばと並び訪問をとても楽しみにしていた、
山原そば(やんばる)@本部町さんへ。

沖縄そば本「今旨い沖縄そば店114」に豊里実令(とよざと・みれい)さんによる
「旬の店10選」の筆頭で掲載されていたオススメ店。
「ラードに閉じこまれたスープの旨みが絶品」と紹介された迫力あるソーキそばが名物のようで、
俄然期待が高まる。

新山食堂から名護の寂しげな飲食街を抜け、西へ走る。
山原そば@本部10


途中で宮里そばの前を通り掛かるも、本日は割愛。
イイ感じに草臥れたお店の外観にも惹かれてしまうなぁー
山原そば@本部11


AW前を通るも、休憩することなく山原そば@本部町へ直行。
山原そば@本部12


緑豊かな田舎道の県道84号線を走っていくと、
周りの風景に溶け込むように山原そば@本部町が不意に現れた。

色褪せ老朽化した風情ある外観にニンマリ。
さすが人気店だけに行列が出来ており、20分程並んだ後に席へ通された。
山原そば@本部20


山原そば@本部21


店内も外観同様民家を改装したような古き良き時代を色濃く残した趣のある空間。
ここで食べたら旨そうだなぁ〜っと思えるゆるりとした雰囲気が既にある。
山原そば@本部22


テーブル席に座り、人気メニューであるソーキそば(大)を注文。
山原そば@本部31


綺麗に色づいたソーキが豪快にのっけられ、
キラキラと光る脂に覆われたソーキそば。

熱々のスープを口に含むと、甘辛ダレがガツンと主張し、
豚骨と鰹出汁の旨みと風味がしっかり効いた味濃いスープにニンマリ。
一瞬で獣と魚介の華のアル香りに包まれた。

甘辛の醤油ダレがきっちり効いた明快な味で、
脂の下から豚骨と鰹出汁がグイグイ主張するパワフルなそば。
いわゆる突き抜けた一杯で、沖縄そばというより創作ラーメンに近い印象。
こりゃ人気ある訳だ。

やさしい滋味系味が好きな方には勧められないけれど、
パンチのアル味が好みの方にはたまらないことだろう。

麺はぶるんとした存在感アル平打ちで、やや厚みがあるのも特徴。
むにんとした程よい弾力食感。

添えられたソーキは甘辛の味濃い味付けで、やや硬めの仕上がり。
肉と麺を一緒に食べながら重ねられた味を楽しんだ。

ごちそうさまでした。
山原そば@本部33


山原そば@本部34
山原そば 沖縄県本部町伊豆味70-1 ソーキそば(大) 700円



山原そば@本部36