かけうどん（小）＋ちくわ天
三連休を利用してさぬきうどん食べ歩きに香川へ。
大型台風4号の九州接近により急遽金曜日も休み、三泊四日という一日増やした形で
フェリーで四国へ渡り、いつものリピート店と新規店を合わせて約40杯の多様なうどんを味わった。
一軒目は、午後一時半着でも食べられる可能性が高い西讃の上戸うどん＠豊浜町（観音寺市）、
いぶき＠豊中町（三豊市）、SIRAKAWA＠山本町（三豊市）、安並＠本大町（観音寺市）を候補とし、
後日の予定と開いている可能性を考慮して、
リピート店となる上戸うどん＠豊浜町（観音寺市）箕浦駅構内を選択した。
臼杵港（大分県南部）から八幡浜（愛媛県南部）へフェリーで渡るべく、
高速（大分自動車道）で移動。
時折叩きつけるような雨が襲われ、捌けきれない雨水が溜まり路面状況が悪く、
かなり速度を抑えた走行を余儀なくされた。
更に湯布院と別府間は霧が立ち込めており、とどめを刺された形。
そんな状況だったので臼杵港への到着は大幅に遅れてしまい、なんと出航二分前。
約三時間遅れの後便になると諦めていると、有り難いことに乗ってイイですよと乗船許可が出た。
急いで乗り込むと乗船客は少なく、二等船室は大きな区分け毎に貸切状態で、
台風の影響はこんな所にも出ていたようだ。
沖に出ると小雨となるも、波のうねりと共にそれなりに揺れて少し酔う。
土曜の早朝から出発する予定だったので、本日の「さぬきうどん巡り」は大きく変更され、
八幡浜へ午前11時着で、香川県の西讃への到着は午後1時半着くらい。
この時点で大半の優良製麺所系やお気に入りのはりや＠高松市には間に合わないことが確定。
さぬきで午後四時過ぎでも打ち立て＆揚げ立てのうどんが味わえる長田うどんin香の香＠金蔵町（善通寺市）と
おか泉＠宇多津町（坂出市）、そしてはまんど＠三野町（三豊市）が本日の保険となる。
八幡浜（愛媛県）への到着は午前11時。
到着が近付いたという船内アナウンスが流れ、フェリーの車用甲板へ降りる。
車内で接岸を待っていると、コギさんから電話が入り久しぶりに話し込み、
なんでも仕事で佐賀に居るとのことで、大臣閣＠諸富町（佐賀市）をオススメした。
雨天の八幡浜周辺は寂しげな街並み。
いつもこの風景を観て四国に着いたなぁ〜と実感する。
ココから西讃までは約170キロ。
その後、高速を利用して香川県の西讃地域を目指す。
雨は前半やや強く降り、香川に近付くと小降りとなっていった。
後日の予定と開いている可能性を考慮して、一店目はリピート店となる
上戸うどん＠豊浜町（箕浦駅構内）を選択した。
香川県の最西端に位置し、田尾さんの著書・超麺通団��団長の事件簿では
『太麺でモチ系の田舎麺、田舎腰』と表現されされたお店。
上戸うどんは今年（2007年）3月末に一時閉店。
諸事情により道の駅とよはま付近から箕浦駅構内に移転して、2007年6月11日再オープンしたばかり。
ネットで調べていくとイロイロ経緯があったらしい。
前回上戸うどんを訪問したのは2005年11月5日（土）。
移転後の進化も楽しみだ。
海岸線に入ると、お店は直ぐに表れる。
香川一大きいと言われていた暖簾はそのまま掛けられていた。
国道11号線沿いに「うどん上戸 燧（ひうち）のいりこは日本一」と書かれた
巨大な看板が設置されている。
お店の前には海がぱーっと広がる。
入店すると、大きな御主人がいらっしゃった。
かけうどん（小）を注文し、ちくわ天を取る。
御主人本人が目の前で手打ちしたうどんをそのまま味わえることも讃岐の魅力のひとつ。
前回食べた時とは麺の表情が異なる印象。
ちょい沈んだ感じで、ほんのり色づいた麺。
噛み込むとぐちっとした素朴な硬さ。
にちっとした残りゴシがあるも、前回感じた程の活きの良さと存在感はなく、今回は大人しめの印象だ。
次回に期待しよう。
前回（2005年11月5日訪問）は表面つるつるの美しく輝く活きた麺で、
噛み込むと、むっちり・むちんの硬モチコシの太麺。
むち・むちする個性的な食感を楽しみながら食べ進み、弾力ある伸びコシとは異なり
ガッチリとした硬めのモチ麺だった。
上戸うどん 香川県観音寺市豊浜町 箕浦駅構内 かけうどん＋ちくわ天♪
前回（2005年11月5日）訪問した時の「ぶっかけ」画像。
やはり活きの良さが違いますネ。
【移転前】上戸うどん＠豊浜町箕浦2495-1 ぶっかけうどん 190円＋練り物天♪
いま、ここで食べたくなるような写真ばっか。