【2007年11月23日(金祝)】 麺処 くるり@市ヶ谷(東京都・新宿区) その4
味玉・辛味つけそば(つけ麺)
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週末の三連休を利用して東京へ!の続き。 麺処 くるり@市ヶ谷(新宿区)味玉・味噌らぁめんを食べた後辛味つけそば(つけ麺)を食べることに。

くるりは濃厚などろんとした創作味噌ラーメンを味わえるらしい。現在、レギュラーメニューの「味噌らぁめん」や「辛味つけそば」があるそうだ。因みにラーメン本・石神秀幸ラーメンSELECTION 2008や語るラーメン東京115軒@東京生活別冊には掲載されていなかった人気店。現在は日曜定休で、九月以前は土・日休みと立ち寄り難いお店だったようだ。くるりのスレを見ていると、他店よりプラスの応援書き込みが多いように感じていた。

大井町駅から品川駅に戻り、代々木で乗り換えて市ヶ谷へ。くるりは市ヶ谷駅と飯田橋駅との丁度中間点の外堀通り沿いにある。ラーメンを表すような目立つ看板や幟は無く、店頭に並んだ行列が目印。待ち客は十数名だったが、噂通り回転が非常に遅い。その後並んでいる間に後続の行列が伸びていき、結局待ち時間は一時間を越えてしまった。
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入口の食券機で私は「味玉・辛味つけそば(つけ麺)」を購入し、同行者用に「味玉・味噌らぁめん」の食券を購入してもらう。


辛子で赤く変色し、表面が少し泡立ちドロ〜ンとした粘度アル味噌味のつけ汁。レギュラーメニューである創作味噌ラーメンを活かした辛味噌味のつけ麺。コチラも作り手の意欲と質の高さがビシビシ伝わってくる。白髪葱がこんもり盛られていた。

麺をつけ汁に浸して、ずるぅぅ〜〜〜っと粘度のある汁が絡みついた麺を啜り上げると、ドカーーンと香味と突き抜けるような辛味、そして力強い旨みがグイグイ押し寄せる。そして奥からむわんと出汁の旨みとあまみが現れ、やはり強い辛さが追っかけてきた^^  しかも後を引く豊かな旨みと辛さだ。まぁーー喰わせる力を持った一杯だコト!

赤い見た目通りに強い辛さはあるものの、しっかり独特のあまみと豊かな旨みが押し寄せる濃厚なつけ汁。塩加減はやや強いくらい。溶け込んだ背脂と出汁の濃度がある為、味噌自体の主張はそれ程強烈ではなく、とても円やかな仕上がりだ。シャキっとした炒められた太もやしの食感でリズムが変わって楽しい。大ぶりのチャーシューは肉厚のしっかりしたもの。

麺は表面がつるりと滑らかで、噛み込むとむに・むちした扁平太麺。やはりつけそばの方が麺を随分美味しく食べられるように感じた。こりゃ幾らでも入るゾォ〜〜〜!どろりとした粘度アル汁にしっかり絡みまくる。

個人的な感想としては、単に辛さが加わっただけでなく、「味玉・味噌らぁめん」より「味玉・辛味つけめん」の方がスープ&麺共に明快な旨さが全ての意味で活かされ、勝っていた印象だ。作り込まれた一杯を食べられて本当に嬉しい。立ち寄ってヨカッタ〜〜♪
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食後を見計らって出されるジャスミンティー。嬉しいサービスだ。くるり@市ヶ谷40
麺処 くるり 東京都新宿区市谷田町3-2 味玉・辛味つけそば(つけ麺) 850円