【2007年11月23日(金祝)】 MIST(ミスト)@表参道(東京都・渋谷区) その5
塩柳麺
MIST@表参道ヒルズ32b
MIST@表参道ヒルズ33b

正油(醤油)柳麺
MIST@表参道ヒルズ40
MIST@表参道ヒルズ41

週末の三連休を利用して東京へ!の続き。 麺処 くるり@市ヶ谷(新宿区)味玉・味噌らぁめん辛味つけそば(つけ麺)を味わった後、原宿に移動することに。狙いは表参道ヒルズ内に出店しているMIST(ミスト)@表参道。有名店・ちゃぶ屋の麺職人・森住さんの洒落た新業態店だ。

森住さんというと、自家製麺を武器にテレ東のTVチャンピオン・ラーメン職人選手権で優勝して一躍有名になったお方。優勝して時間を置かずに一風堂の招待イベント(2002年6月14日)に招かれ、「チャーシューつけ麺」と「らぁめん」の二杯を連食して味わった。その際、関係者の方に紹介して頂き、少しお話したことが
ある。テレビで観ていたよりとってもシャイな方という印象だった。その後も森住さんは更に活躍し、メディア上でも見かけるようになる。また久留米ラーメンフェスタの際にも招待店主としてお店を出してくださり、その提供されたラーメンを味わった。

山手線を原宿で降り、アノ竹下通りを歩いて表参道ヒルズへ向かう。何度も東京を訪れているけれど、原宿なんて高校の修学旅行の時に買い物に来た記憶があるくらい。何故に??と思えるくらい人が連なる竹下通り(笑
竹下通り10

混雑しまくり、ノロノロ進むしかない。
竹下通り11

クレープ店は盛況で、行列が。
竹下通り12

竹下通りを抜けて明治通りを歩く。そして表参道へと左折。

竹下通り13

ケヤキ並木が続く表参道。
表参道13
表参道14

程なく表参道ヒルズに到着。建築家 安藤忠雄さんの設計で、旧同潤会青山アパート跡地に建てられた施設。入口脇に福岡の人にも馴染みのあるジャンポールエヴァンが入っていた。
表参道15

スパイラルスロープを下った地下からの眺め。
表参道50
表参道51

三階にあるMIST(ミスト)へ向かう。連なった長い(700mくらい)スパイラルスロープ沿いにテナントが配置された造り。食後に改めて見て回ることに。
表参道16

ヨカッタ〜〜 あまり混んでいないゾ♪
MIST@表参道ヒルズ11
MIST@表参道ヒルズ12

行列を怖れてお昼時と夕方を外して大正解。待ち人は居たが、程なく席へと通された。
MIST@表参道ヒルズ10

私は塩柳麺を注文。同行者に正油(醤油)の柳麺とセットで紅茶を。
MIST@表参道ヒルズ16

お箸とレンゲはテーブルの引き出し内に置かれている。
MIST@表参道ヒルズ20

先ずは塩柳麺から。

もぉ〜見ただけで旨いことが伝わってくる、作り込まれた美しいラーメン。ふんわりと芳ばしい香りが舞う。獣や魚介等の素材の旨みが凝縮され、むわわわ〜〜〜んと広がっていく豊かな旨みの波状攻撃に遭う。更にその旨みの余韻がしっかり残りメロメロ。くぅぅぅ〜
やっぱ旨いわ♪ 個人的に大好きな味。過剰な甘さはなく、研ぎ澄まされた旨みの塊といった印象だ。

麺職人の森住さんらしい非常に滑らかで、やさしいこだわり自家製麺。ちゃぶ屋のトレードマークとも言うべき揚げられたエシャロットの香ばしい風味と甘みも加わり、ちゃぶ屋らしさを失っていない。のせもの具材はシンプルで、余計なものは無い。おそらく素材は厳選されたものだろう。

最近顕著な山盛りラーメンをモリモリ食べる二郎系の人気再燃や、六厘舎@大崎の爆発的な人気に象徴されるむっちりした食べ応えのある大量の太麺をどろんとした濃厚豚骨魚介系の味濃いつけ汁に浸してズルズル食べるタイプとは一線を画す洗練された一杯。このような作り込まれた創作塩ラーメン系が絶えて欲しくないと切に願う。
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MIST(ミスト) 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ3F 塩柳麺 1250円