【2007年12月23日(日)】 支那そば屋(お花)@志免町・別府(福岡県)
海老ワンタンそば
支那そば屋(お花)@志免町30
支那そば屋(お花)@志免町31

今日はくまさんのお誘いで、福智山登山ナシ・クリスマス宴@北九州の続き。

くろ麦@福岡市で「粗挽きそば・大もり」を味わった後、車で移動してsatoyanさんと合流。ではではと北九州へ向かう前に昼食とすることに^^ 本日の候補店は博多新風@高宮の限定つけ麺、まるげん@平尾の特製中華そば(平打ち太麺)、そして支那そば屋(お花)@志免町の三店から。今回は未食だった支那そば屋(お花)@志免町を訪問することに即決した。

以前は志免町の鄙びた商店街にあったお花(支那そば屋)が福岡空港近くに移転。お花@志免町は手作り感溢れる丁寧に作り込まれた創作ラーメンを提供している個人的に大好きなお店のひとつ。

福岡空港近くのディスカウントストア・トライアル裏手にひっそりと佇む洒落た外観。相変わらず「ラーメン店」ということを明快に表す幟や暖簾は置いていなかった。ラーメン店であることを示すモノは「支那そば屋」とデザインされた看板のみ。
支那そば屋(お花)@志免町16
支那そば屋(お花)@志免町17

意気込みを感じる貼り紙。

支那そば屋(お花)@志免町11

店内は落ち着いた内装で、メニューは全て手書き。
支那そば屋(お花)@志免町10

テーブル席に座り、垂れ下がったメニューを再度眺める。今日は普通の「支那そば」「海老ワンタンそば」を注文した。

先ずは「支那そば」が配膳。いや〜〜〜美しいですねーっ♪
支那そば屋(お花)@志免町20
支那そば屋(お花)@志免町21


続いて「海老ワンタンそば」が配膳され、海老ワンタンを分けて食べ始める。

お店の壁に次の貼り紙アリ。『支那そば屋では、ラードは一さい使用しておりません。丸鶏をはじめ約十八種類の食材を静かに煮込んでできたスープには、良質のコラーゲンを豊富に含んだ鶏油(ちいゆ)が麺にからみやすく旨味を引き立てます。身体にも、心にもやさしい一杯です。店主』 とのこと。

透明感を残した美しい黄金スープにもぉ〜ウットリ。表面に程よい鶏脂の輪が浮かぶ。スープを口に含むと、旨みの塊みたいな嬉しい味。むわわぁぁぁ〜〜〜んと穏やかなうまみが押し寄せるように口一杯に広がっていく。旨みの層が時間差で現れるタイプではなく、渾然一体となった円やかな旨みを味わえた。自然の食材に拘ってこれほどの味を出すのことにも圧巻だ。

やわらかなチャーシューや手作り海老ワンタン等ののせもの具材は全て丁寧に作られた逸品。麺は黄みを帯びて、むにんとした弾力アル多加水の中麺。以前と比べると黒胡椒の効きは抑えられた印象。

純粋に「ラーメン」として捉えると、旨み成分がちと濃過ぎて
甘めにも振れているとは思う。しかしながら、私は溢れんばかりの作り手の熱意ともてなしの心がビシビシ伝わるこの料理(一杯)がやはり大好きだ。何年にも渡り自然の旨みに拘り、丁寧に作られた心のこもった料理(ラーメン)を味わうことが出来てとても嬉しい♪
支那そば屋(お花)@志免町30
支那そば屋(お花)@志免町31
支那そば屋(お花)@志免町32
支那そば屋(お花)@志免町33
支那そば屋(お花) 福岡県糟屋郡志免町別府541-17 海老ワンタンそば 800円

前回訪問 2007_10_21 お花そば