【2008年3月09日(日)】 天琴@山鹿市(熊本県)
ラーメン
本日は早朝から福岡市へ。天神で所用を済ませ、昨夜一緒に飲んだ?tafkapさんに「今から熊本行きますか?」とメールしてみると、「行きます!」とのこと^^ tafkapさんによると、太助さんはダメらしく、うぇこさんはまだ寝ているようだった。私と一緒に行くって説明していたのかは不明。
そんなこんなで昨夜酔っぱらって、何度も絡むように熊本の魚介豚骨つけ麺を味わえる「大金豚@熊本市に行きたい」と言っていたので、一緒に熊本巡りへ出発することに。いや〜〜これがなかなか贅沢な良店のセレクト(山鹿市〜菊池市〜熊本市〜熊本市郊外)となり、大満足の食べ歩き&熊本観光となった♪
雑餉隈で合流して5分後、数台前で西鉄バスと停車しているBMWとの接触事故を目撃してしまい、出鼻を挫かれる。雨天で路面状況は悪いし、今日は要注意ですわ。太宰府ICから高速に乗り、熊本へ向かった。
先ずは県北に位置する山鹿市にある天琴(てんきん)@山鹿市(熊本県)へ。前回天琴@山鹿市を訪問したのは約三年前の2005年8月13日で、個人的に熊本の中で大好きなお店のひとつ。「天琴」と云うと、玉名ラーメンを代表する人気店・天琴@玉名市がとても有名で、他に現存するのは天琴@山鹿市と天琴@人吉市くらい。既に天琴@菊池市は閉店している。古い熊本ラーメン本「熊本の人気ラーメン88@熊本日日新聞社」に因ると、「天琴のラーメンのルーツは北九州。その北九州で出来た味を受け継いだのが山鹿、玉名、菊池、健軍、人吉の5軒のラーメン屋です。」とのこと。
寂しげな山鹿市中心部の風情アル旧市街地。白壁を基調とした観光街に整備されつつあるようだ。
お店は街に溶け込んだ大きな看板や暖簾・幟のない寂しげな外観。お店の周辺は豚骨を炊くあま〜い獣の良い香りが漂っていた。ホンモノの匂いを嗅いだだけで、二人とも大喜び^^
先客四名。ガラス越しに立ち上る湯気と、ラーメンを直向きに作っている姿が目に留まった。
カウンター席に座り、ラーメンを注文。
綺麗に白濁した素朴なスープに、赤みを帯びた骨粉のようなアクが表面に漂う美しい表情。柔らかそうな豚バラチャーシューが更にその美味しさを増す。浮いた脂は程よく、キラリと照明を反射していた。
ぶわんと強い獣の匂いが襲ってニンマリ^^ スープを口に含むと、むわわぁ〜〜〜んと口一杯に広がり、グイグイ押し寄せる強い旨みと個性的なあまみ。醤油ダレと脂、そして調味料が強めに主張し、上手にトンコツ出汁が支えている感じ。後味に甘い余韻が残りまくる。やっぱかなり旨いなぁ〜〜♪ 過剰なインパクトや粘度はなく、絶妙なやさしい味を楽しめる。
麺はむちりとしたストレートの中太麺。このスープによく合っていて、スープ・麺・具の一体感があった。
熊本ラーメンの主流とは異なるニンニクに頼らない独自性あるラーメン。手作り感溢れる、素朴なラーメンに大満足。正に直球勝負のホンモノの一杯という印象だ。このタイプのスープだと、開店間もない訪問というのが今日の美味しさに繋がっていたと思われる。獣臭が苦手だったり、脂や粘度至上主義の方には合わないかもしれないが、個人的にはわざわざ再訪してヨカッタ〜〜♪
天琴(てんきん)@山鹿市 熊本県山鹿市山鹿1509 ラーメン 500円♪
食後は周辺をぶらり。すると天琴@山鹿市の御主人がおかもちを持ってスクーターで出前に出掛けて行った。地域密着のお店なんだなぁ〜
【白壁の観光街】
【観光案内板】
熊本に行くなら黒亭、大黒、こだいこ、こむらさき、桂花を食べずして語ることなかれといわれる(?)くらいこの5つは有名ですね。味千はまぁ有名ですけど…っていう感じでww
あと最近だと文龍がとても調子がよいです。とても勢いがあるラーメン屋さんだと思います。ちょーこってりでうまいっすよ!一度ご賞味あれ!!!
あと関東のなんつっ亭とか高宮の新風は熊本の好来ラーメン(人吉)を源流にしております!!