【2008年4月5日(土)】 支那そば屋(お花)@志免町(福岡県)
海老ワンタンそば(大盛り)
支那そば屋(お花)@志免町31

本日は
take4さんの呼び掛けで、福岡の麺関係者によるお花見宴@愛宕(福岡市・西区)に参加。
スローにスタートした宴も、結局20人以上参加したエラク賑やかなお花見宴となった。

早朝から高速を利用して福岡市へ向かう。
てん子さんとam11:00に博多駅で待ち合わせ、
先ずは支那そば屋(お花)@志免町(福岡県)にて「海老ワンタンそば」を頂くことに。
(現在は残念ながら閉店)

博多駅周辺の街路樹も若葉がすっかり芽吹き、春らしくなってきた。
博多駅

以前は志免町の鄙びた商店街にあったお花(支那そば屋)が福岡空港近くに移転。
お花@志免町は手作り感溢れる丁寧に作り込まれた創作ラーメンを提供している、
個人的に大好きなお店のひとつ。

福岡空港近くのディスカウントストア・トライアル裏手にひっそりと佇む洒落た外観。
相変わらず「ラーメン店」ということを明確に表す幟や看板は設置されて無かったけれど、
紺色の暖簾が増えていた。表の桜も満開だ。
支那そば屋(お花)@志免町12

支那そば屋(お花)@志免町13

支那そば屋(お花)@志免町11

店内の貼り紙。
支那そば屋(お花)@志免町16

支那そば屋(お花)@志免町15

先客ナシ。カウンター席に座り、垂れ下がったメニューを眺める。
私は海老ワンタンそば(大盛り)を注文し、てん子さんは味玉入りの支那そばを。

先ずはてん子さんが注文した「味玉そば」が配膳。
支那そば屋(お花)@志免町20


いや〜〜〜美しいですねーっ
支那そば屋(お花)@志免町21

支那そば屋(お花)@志免町39


続いて「海老ワンタンそば(大盛り)」が配膳され、海老ワンタンを分けて食べ始める。

お店の壁に次の貼り紙アリ。『支那そば屋では、ラードは一さい使用しておりません。
丸鶏をはじめ約十八種類の食材を静かに煮込んでできたスープには、
良質のコラーゲンを豊富に含んだ鶏油(ちいゆ)が麺にからみやすく旨味を引き立てます。
身体にも、心にもやさしい一杯です。店主』 とのこと。

透明感を残した美しい黄金スープにもぉ〜ウットリ。
表面に程よい鶏脂の輪が浮かぶ。

スープを口に含むと、旨みの塊みたいな質感アル嬉しい味。
むわわぁぁぁ〜〜〜んと穏やかなうまみが押し寄せるように口一杯に広がっていく。
旨みの層が時間差で現れるタイプではなく、渾然一体となった円やかな旨みを味わえた。
自然の食材に拘ってこれほどの味を出すのことにも圧巻だ。
今日は塩分強めに振れていた印象。
出汁の濃度が高かった為なのか、醤油ダレの影響なのかは不明。

やわらかなチャーシューや手作り海老ワンタン等ののせもの具材は全て丁寧に作られた逸品。
麺は黄みを帯びて、ぷりんとした弾力アル多加水の中麺。
以前と比べると黒胡椒の効きは抑えられた印象。

自然の旨みに拘り、丁寧に作られた心のこもった料理(ラーメン)を味わうことが出来てとても嬉しい。
支那そば屋(お花)@志免町32

支那そば屋(お花)@志免町35

支那そば屋(お花)@志免町38

支那そば屋(お花)@志免町40
【閉店】支那そば屋(お花) 福岡県糟屋郡志免町別府541-17
海老ワンタンそば(大盛り) 1000円