【2008年3月16日(日)】 魁龍@本店(北九州市・小倉北区)
ラーメン
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ケパサさんカレー&カフェ たべった@若松区(北九州市)でトルコライスを食べた後、ケパサ邸前でお別れ。その後「どトンコツラーメン」を味わえる魁龍@本店(小倉北区)を久しぶりに訪問。

FBS福岡放送のローカル特番で「九州ラーメン総選挙トップ50 2008」が放送され、二年連続第2位にランクインした魁龍。人々の支持や評判はさておき、その結果からも毎回本気でトップ(第1位)を狙っているんだろうなーという意欲的な企業姿勢と努力が伺える。今回もFBSは各店毎の得票数を意図的に公開しなかったので、視聴者には本当の事は分からない。公開されてない為、あくまで憶測で魁龍が得票数だけだったら二年連続ダントツでトップということも十分考えられるしね^^ 私が
訪問した時はまだ投票受付の期間中で、カウンター上に「応援宜しくお願いします云々」の紙が置かれていた。

魁龍@本店(小倉北区
を初めて食べたのは1999年(平成11年)くらい。その後、わざわざ魁龍@本店(小倉北区)を食べる為に北九州へ行っていた時代もあったくらい独自性のある強烈なラーメンだった。その後、2001年(平成13年)5月福岡空港近くに支店を開店させ、その開店の僅か後7月に一風堂の後釜で新横浜ラーメン博物館@神奈川への出店し、人手不足で博多の支店を一時閉めていた記憶がある。

魁龍の公式サイトによると、小倉北区での創業は1992年(平成4年)。戦後の動乱が残る頃、久留米の六ツ門で親父さんがやっていた「珍宝軒」の流れを汲むお店だそうだ。
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先客5名。カウンター席に座り、普通の「ラーメン」を注文。

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ぶわ〜〜んと獣臭に包まれニンマリ。茶というよりは灰色っぽく完全に白濁スープ。以前と比べれば、骨粉のザラツキは無くて、濃度や獣臭は軽め。以前よりしょっぱくなかった印象。それでも他店と比べれば十分過ぎるほどのワイルド「どドンコツラーメン」だけど^^ 小倉本店もこの方向性にシフトしたんだな〜っと実感。久留米ラーメンを想わせる昔ながらの刻みチャーシューは時代に合わせ、一般的なチャーシューへと変更されている。スープをレンゲで掻き回すと、骨っぽさがぐっと増した。

魁龍の公式サイトには、「大鍋で豚の頭と背脂だけをひたすら煮込んだ超濃厚スープ。丼の底にはザラザラと骨と骨髄が残るほど云々」という説明書きがあった。

魁龍@小倉北区というと、先ず強烈な獣臭溢れる「どトンコツラーメン」とキャラが濃く、非常に熱い名物御主人が思い浮かぶ。御主人は昔から一風堂絡みのラーメンイベントでお見かけすることが多く、何度かお話したこともある。たらればの話だけれど、もし九州内に支店を出さずに小倉本店だけに絞って集中し、御主人が厨房に立ち続けていたら、更に物凄いお店になっていたんじゃないかな〜っと個人的に思えてしまう。個性が強いので食べ手を選ぶが、ハマル人にはトコトンってな感じ。魁龍のラーメンは他店と差別化され、突き抜けた個性を持っているお店だと思う。

本店で食べ始めた頃、お店の方とお客さんとの間で「魁獣味噌」を巡り、怒号が飛び交う激しいやりとりをしていたことをハッキリ覚えている^^ 懐かしいなぁ〜
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魁龍@小倉本店 北九州市小倉北区東篠崎2-1-6 ラーメン 640円