【2008年4月26日(土)】 マルチョンラーメン@志布志市(鹿児島県) 
ラーメン  〜GW鹿児島巡り・二泊三日 その3−2
マルチョン@志布志市31

GWを利用して金曜の夕方から二泊三日鹿児島へ! の続き。

二日目の一軒目は朝九時から開店するマルチョンラーメン@志布志市(鹿児島県)をセレクト。今回の鹿児島巡りの中で最も楽しみにしていたお店のひとつだ。

マルチョンラーメン@志布志市は大隅半島の人気店で、看板にも自家製麺としっかり謳われている。

お店がある志布志市(しぶし市)は大隅半島にある鹿児島県・東部の市で、志布志湾と宮崎県に隣接する県境の地である。志布志市の公式サイトを調べると、2006年(平成18年)に松山町と志布志町、そして有明町が合併して誕生した人口約35,000人の市。その中で志布志町は約18,000人という内訳だそうだ。街巡りの記事はコチラ

開店をやや離れた広い駐車場で待ち、暖簾が掛かったところでお店へ歩いた。私と同様、開店を待っていたお客は十数名。店員さんによって表の道路脇に幟が幾つも立てられていった。
マルチョン@志布志市40

マルチョン@志布志市41

カウンター席に座り、メニューを眺める。店内には活気があり、注文はラーメン(大)という声が多く、時折ラーメン(中)が聞こえた。店内は結構広く、厨房を囲む形でカウンター席が設置され、家族客が利用し易い小上がりが多く設けられていた。
マルチョン@志布志市15

私は(大)にするのをぐっと我慢して、普通のラーメンを注文。

鹿児島らしいセルフの漬け物。
マルチョン@志布志市20

配膳された湯のみにはしっかり「マルチョン」マークが(笑
マルチョン@志布志市21


さぁ〜「ラーメン」が配膳。醤油ダレによって少し黄みを帯びた白濁スープで、表面に軽く脂の輪が浮いている。肉の味を噛みしめて楽しめそうな質感あるチャーシューがのっけられ、もやしと多めのネギが添えられていた。

スープを口に含むと、個性的な甘みがむわんと湧いてくるあま・うま味。香味アル仕上がりで、明快な旨さがある。後味にしっかりあまみの余韻が残り、鹿児島らしい醤油甘さを活かした味という印象。スープに過剰な粘度はなく、塩加減も程よい。

メニュー表には「当店のスープは、骨がトロトロに成るまで長時間煮込んだトンコツスープで、美容にいいコラーゲン・カルシウムが豊富です。」との表記アリ。

自家製麺と謳われた麺は、やや平打ち気味で厚みがあるぶりんとした太麺。ずずぅ〜〜っと啜り、噛み込むと、むんにゅりしたやさしい食感で、むにむにした弾力。ラーメンとしては個性的だなぁ〜♪シャキシャキしたモヤシとにっちりと噛みしめて味わう質感あるチャーシューを絡めて食べると、尚旨い。全てに渡り、手作り感ある嬉しいラーメンだ。

客層からして地元の家族客や年配客の利用者が満足できる味となっているのだろう。朝九時からラーメンを提供してくれるのも大変有り難い。鹿児島は好みの許容範囲が狭い方には合わないかもしれないが、個人的にまだまだ食べたいと思うお店が多い魅力的な地域だ。わざわざ志布志市まで来てヨカッタ〜〜♪
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マルチョンラーメン(まるちょん)
鹿児島県志布志市志布志町志布志2-8-7 ラーメン 570円