1989年(平成元年)

1989年(平成元年)は特に元祖長浜屋@長浜(福岡市・中央区)にハマリ、今のようなペースで本格的にラーメンを食べ始めた年。現在のような溢れんばかりのネット情報は無く、タウン情報誌によるラーメン情報もまだまだ少ない時代。多くの店を巡るのではなく、お気に入り店(元祖長浜屋@支店等)へ集中的に通っていた。

ラーメン屋さんが作るラーメンは子供の頃から土曜や日曜の昼に出前で食べることが多く、バリバリ硬焼きそばと共に身近にあった食べ物のひとつ。両親がそれぞれ専門職の経営者だったので休日くらいは手抜きしたいということが幸い。日常の食事は近所に住む祖母が作ってくれていたので食事に困ることはなかった。

その頃食べていたラーメンは久留米の丸好を調味料3分の1にして、うす口醤油を加えた感じのレトロな滋味系久留米味。薄いバラ肉チャーシューやスライス茹で玉子が添えられ、獣の匂いがぶわんと舞うラーメンだった。おかげで獣臭への耐性はバッチリ^^ 閉店してしまった再来軒@佐賀市は子供の頃味わった懐かしさを擽る味だった。

丸好@久留米市(2005年07月16日撮影)
丸好@久留米市

【閉店】 再来軒@佐賀市(2003年06月01日撮影)
再来軒@佐賀30


1989年(平成元年)元祖長浜屋@長浜(福岡市・中央区)にハマって頻繁に通うようになり、とん吉二代目@長浜やとん吉・総本店@長浜に行く頻度も
上がる。同時に長浜将軍@長浜や名代ラーメン亭@長浜、そしてしばらく@西新(早良区)も好んで食べていた。

食べ歩きとしては天神地区・昭和通り沿いの屋台からスタートし、周辺の屋台を縦断。獣の匂いが漂う穏やかな久留米ラーメンっぽいさかもと@親不孝通り(天神)もたまに食べた。

とにかく元祖長浜屋@支店や長浜周辺、そして天神周辺で食べることが多かった年。ラーメンを頻繁に連食するようになったのは翌年(1990年)から。