【2009年03月14日(土)】 博多元助@薬院(福岡市・中央区) 
濃厚豚骨魚介
中華そば、 つけめん
博多元助@薬院10c

東京から仕事絡みで帰福したあまさんと巡る福岡市。博多新風@高宮(福岡市・南区)で「つけめん」と「濃厚豚骨さかな風味」を味わった後、博多元助@薬院(中央区)へ向う。

増殖している博多一幸舎のセカンドブランドとして薬院に開店し、一年も経たないうちにその勢いに乗ってラーメンスタジアム@キャナルにも出店中。九州ではありがたい自家製太麺を使用した濃厚な魚介豚骨つけ麺を味わえるお店で、たまに?博多一幸舎の御主人自ら厨房に立っていた^^

いつもは福岡ならではの獣臭プンプンラーメンをセレクトすることが多いあまさんとの食べ歩き。東京でそれなりのつけめんを食べることに苦労することはないけれど、この博多元助@薬院は後々福岡の麺を語る上でも今回是非食べておいた方が良いと判断させて頂いた。

てん子さんは先に備えて薬院でショッピング待機し、私達は博多元助@薬院(中央区)へ。厨房に御主人の吉村さんや牧瀬さんの姿はなく、ちと残念。キャナル店に行くか迷ったが、やはり本店で食べることを優先。入口に備えられた食券機で私は「濃厚豚骨魚介中華そば」をセレクトし、あまさんは看板メニューの「つけ麺」を。


「濃厚豚骨魚介・中華そば」はブログアップしていないものの、これで二度目。カウンター席に座り、暫く待ってから配膳された。作り置きではない活きた麺を味わえるようだ。

茶濁して泡を纏った揺らめく濃厚なスープ。スライスされた豚バラ肉チャーシューが美しく、中太メンマ、二種のネギ、海苔が添えられている。関東では身近にあっても、九州ではまだまだ珍しいクオリティ。

「中華そば」は細麺ではなく、にちりとしたやや硬めの伸びやかなストレート太麺。同時に「つけ麺」の冷水で洗った冷たい太麺と食べ比べると、食感が大人しくなっている印象。

煮干しを中心とした魚介出汁がバッチリ効いた明快なあまみを持ち、獣出汁がしっかり支える迫力味。むわわ〜〜〜んと広がる多層の旨みが集まった複雑な味わいで、旨みがねっとり纏わりつく。スープの粘度は提供開始直後に食べた時より抑えられていた感じ。
博多元助@薬院20
博多元助@薬院21
博多元助@薬院22
博多 元助@薬院 福岡市中央区薬院2-2-2 中華そば750円


あまさんが注文した「つけ麺」。つけ汁に潜らせ、ズルルゥ〜〜っと啜る。むに・にちした艶めかしい食感を楽しめる伸びやかな自家製の太麺で、つやつやの太麺が照明で光る。やはり存在感ありますねー 個人的にこの麺は中華そばよりつけ麺で食べた方が好きかな。

つけ汁は見た目通りトロンとした濃度があり、ガツンと魚介出汁が主張する豚骨・魚介味。更にスープ上に盛られた魚粉が徐々に加わり、明快な旨みと風味が爆発。醤油ダレもバッチリ主張していた。全体的によく研究して作り込んである一杯。
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食後の「スープ割り」。

博多元助@薬院33