【2009年12月20日(日)】 博多つけ麺 秀@ソラリアステージ 天神(福岡市・中央区) 
特製つけ麺チャンポン、特選チャンポンつけ麺、焦がしもつつけ麺

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年末が押し迫った2009年12月19日、有名店の秀ちゃんが手掛ける新たなつけ麺専門店、博多つけ麺 秀が天神のド真ん中、ソラリアステージの地下2Fに登場。自家製麺を活かした『特製つけチャンポン』や今まで限定メニューで提供していた『もつつけ麺』の改良版等を味わえるようだ。

本日は北九州の食べ手・ケパサさん豊前裏打会 津田屋官兵衛の御主人(ごまひげさん)と一緒にオープン二日目の2009年12月20日に訪問した。

店内は満席で、待ち客が店に沿って十名くらい。食券を購入してから列に続いた。

デコされた食券機のメニュー。
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私は
『特製つけチャンポン(並)』を。ケパサさんが『特選博多つけ麺(並)』、ごまひげさんが『焦がしもつつけ麺(並)』をセレクト。

手前の小ぶりのテーブル席に座り、食券をスタッフさんに渡す。店内の黒板表示に麺を太麺極太麺から選べるように書かれてはいたものの、今日は都合により極太麺は提供できないとのことで、かなり残念。ケパサさんとごまひげさんは「ひや」で、私は「あつもり」で。
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マル秘、カレー粉のススメ。
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卓上の調味料群。
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先ずは特製つけチャンポン(並)太麺が配膳。
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つけ汁は鮮やかな彩りを含め、チャンポンを想わせる具材がたっぷり使用されており、白濁したスープもチャンポンらしい感じ。つけ汁だけにやや味濃い目に振れており、一般的な魚介や炒め野菜等の旨みが溶け出した長崎チャンポンのイメージのまんま、明快なあま・うまの豊かな味わい。

あつもり指定した麺は太麺と云われてはいたものの、意外と細めの仕上がり。特選素材として掲げられた六厘舎@大崎(品川区)開発という小麦粉『傾奇者』を使用した自家製麺はつるりとして、むにむちしたもの。普通盛りではボリュームが少なかったので、次回は極太麺の大盛りで是非味わいたい。

終盤戦、オススメ書き通り卓上のカレー粉をドーピングして味の変化を楽しんだ。
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卓上の「カレー粉」をドーピングして味の変化を楽しんだ。
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博多つけ麺 秀 福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージ地下2F
特製つけチャンポン(並) 850円


博多特選つけ麺(並)のひや。
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完全に白濁したチャンポンスープ版のつけ汁。大学まで長崎で過ごした長崎県人のケパサさんは三種の中では、このメニューが好きだったとのこと。私は焦がしもつつけ麺が最も個性的だった印象かな。
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特選博多つけ麺 850円



焦がしもつつけ麺(並)のひや。
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以前限定メニューやラーメンスタジアム@キャナルシティ博多に出店した裏秀(ウラヒデ)で提供していた「もつつけ麺」の博多つけ麺秀版。贅沢に和牛のモツを使用した、個性的な甘みの強い味濃ーい味わい。このもつつけ麺のつけ汁にのみ魚粉が加わるとのこと。

焼かれたような香ばしさがあり、独特の甘みが主張する変わった味。工夫の跡が見えるオリジナル味のつけ汁で、質感あるぷりんとしたモツが投入されている。裏秀当時の説明書きによると、『和牛の小腸を独自に配合した甘味噌に丸三日漬け込んだ特製もつをふんだんに使用。香ばしく焦がした特製もつ、野菜、焼きあご、昆布などからとったあっさり和風だし云々』とのことだった。

モツが投入された茶色く色付いたつけ汁は過剰な粘度はなく、更にニラ等も添えられていて賑やか。ベースが味濃い分、添えられた魚粉の主張は程良い。ぷるるんとしたモツは質感あるもので、ニラ等の香味がよい形でプラスされていた。
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焦がしもつつけ麺 950円



配膳を待っていたところで、御主人の秀さんがいらっしゃりお話し。博多駅の博多デイトス店オープンの際にお話したばかりだったので、不思議な感じ。せっかくなので、ごまひげさんをご紹介。先ずは今後の天神での展開が楽しみだ。

食べ方では秀さんに是非にと強くお奨め頂いた『究極TKG(卵かけご飯)』
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特選素材である若宮産の「地黄卵」に塩コンブとスープを注いで合わせて食べる形。今回はごまひげさんの博多もつつけ麺の残りスープを投入して掻き込んだ。
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