【2010年12月27日(月)】 本枯中華そば 魚雷@小石川(東京都・文京区)
本枯中華そば、特選、つけ麺

魚雷@文京区17

2010年に支持された傾向とは異なるが、
個人的には丁寧に作り込まれたラーメンが大好き。

その中でもずば抜けて美味しかったのが、
本枯中華そば 魚雷(ぎょらい)@小石川(東京都・文京区)で、
個人的な2010年、魚介系ラーメンオブザイヤーだ。

『サイフォン』や『エスプーマ』という単語を用いて紹介され、
なんだか頭でっかちな印象を持ちながらも、
コイタさんと
一緒に訪問。

長野の「気むずかし家」や「烈士洵名」等を手掛ける御主人が
2010年1月にオープンさせた新店。
しかし、福岡市のラーメンスタジアム@キャナルシティ博多に入った際の集客は
残念ながら他店と比べてそれほど良くはなかった。

先客は三名で、混雑している感じではなさそう。
入口の食券機で『本枯中華そば』『特選本枯そば』『つけ麺』の三種をセレクト。
店頭には魚雷らしきオブジェが展示されていた。
魚雷@文京区10

敢えてカウンター席に座り、目の前に並んだサイフォンを眺める。
脇には節を粉末にする機材も設置。
魚雷@文京区15

魚雷@文京区17b

詳しい説明書き。
魚雷@文京区16


●本枯中華そば
魚雷@文京区30


温蕎麦を想わせる見た目と立ち昇る風味。
抽出された物凄い香りと豊かな旨みにメロメロで、
正直想像していたよりかなり旨くて感心。
節系が前面に出て、鶏や豚の獣出汁が上手に支える。

石神本の紹介によると、
煮干しとカツオ節のエスプーマがのせられている。

セレクトされた斑の浮いた中細麺も風味があり、よく合っている。
別皿に盛りつけられた具材(選択する形)もひとつひとつ丁寧に作り込まれたもので、
抜け目ナシ。
但し、コイタさんは合わなかったもよう。

全体的に調和が取れ、
この方向性ではほぼ完璧な仕上がりと思えたほど。
お客さんは多そうに見えなかったけれど、味は抜群。

こんなに美味しかったのねー
御馳走様でした。
魚雷@文京区44
本枯中華そば 魚雷 東京都文京区小石川1-8-6
本枯中華そば700円
♪♪
●特選本枯そば
魚雷@文京区40


具沢山。
魚雷@文京区41

魚雷@文京区42