【2011年06月11日(土)】 池流@横田(福岡県・飯塚市)
あつたま、とりたま(冷や)
池流@飯塚市10

さぬきうどんのアイドル的存在である、るみちゃん(瑠美子ばあちゃん)の
池上製麺所@高松市で働いていたという御主人が、地元飯塚市に開店させた、
池流(いけりゅう)@横田(福岡県・飯塚市)

池上を想わせる屋号を掲げるも、
「さぬきうどん」に大きく捉われず、オリジナル味を提供している。

御主人に池上での勤務期間をお尋ねすると、
移転前(鶴市町)と復活移転後(香川町)という激動期だったとのこと。

個人的に池上製麺所は、
小屋的な怪しい製麺所時代より5度食べていた懐かしいお店。
池上@高松市44

池上@高松市30

香川町に移転した後の豪華に生まれ変わった新店舗では、
押し掛けたようなお弟子さん達??が主体の体制や雰囲気が大きく変貌。

瑠美子ばあちゃんは厨房を外れており、お土産うどんを観光客に手売りする姿が
どうにも痛々しく、そのイメージから今まで意識的に訪問していなかった。
池上@高松市33


池流(いけりゅう)@飯塚市の店舗は大通りからパチンコ店沿いに一本入ったところ。
店頭に瑠美子ばあちゃんのイラストが掛けられていた。
池流@飯塚市13

開店と同時に入店し、手前のカウンター席に座る。
誇らしげに、るみちゃん(瑠美子ばあちゃん)と御主人との写真が飾られていた。
池流@飯塚市16

●メニュー
池流@飯塚市17

池流@飯塚市18

先ずは「あつたま」が配膳。
池流@飯塚市20


注文後、御主人が目の前で生地を伸し始め、脇の機械でしゅるっと断裁。
時間帯によっては、まさに打ち立て&揚げ立ての一杯を味わえるようだ。

先ずは「あつたま」が配膳。
表面がつるりとしたやや幅広なうどんで、
むんに・にっちした食感の艶めかしい活きた麺。

池上製麺所のような剛麺ではなく、より上品な仕上がりという好印象。
池流@飯塚市22

池流@飯塚市23
池流(いけりゅう) 福岡県飯塚市横田66-5 あつたま400円



続いて、とりたま(冷や)550円が配膳。
池流@飯塚市30


二杯目となる「とりたま(冷や)」。
とり天が二個添えられた、冷たい麺の生卵付き。

見るからに艶やかな、表面がつるりとしたやや幅広なうどんで、
むんに・にっちした心地良い、包み込まれるやわらか弾力食感の活きた麺。
しっとりしていて、こりゃ旨いねー

この麺を九州で味わえるのはありがたい。
自慢の熱々とり天は、肉厚でジューシー。

池上製麺所のような剛麺ではなく、より上品な仕上がりという好印象。
粉も敢えて変えているそうで、実に頼もしい。

修業先の池上製麺所の味をそのまま再現することを目指すのではなく、
より美味しく、筑豊の方々に親しまれる池流オリジナル味を作り出そうとしているようだ。
今まで意識的に訪問していなかったことが悔やまれた良店だった。
池流@飯塚市32

池流@飯塚市34

池流@飯塚市35
池流(いけりゅう) 福岡県飯塚市横田66-5 とりたま550円

訪問履歴
2011_06_25 ボタ山おに天
2011_06_25 ちく天かけ(冷たいまま)
2011_06_11 とりたま・冷や
2011_06_11 あつたま

●補足
池上製麺所(移転後・開店した瑠美子ばあちゃんのお店)
【移転後】香川県高松市香川町川東下高須899-1
2007_09_16 夕方の部 釜玉(移転後)
2007_09_16 午前の部 ひや玉+生卵(移転後)

池上製麺所
【移転前】香川県高松市鶴市町1009 
2005_09_17 夕方の部 醤油うどん+生卵(移転前)
2004_10_09 夕方の部 しょうゆうどん(冷や)+卵(移転前)
2003_10_12 夕方の部 冷や玉+生卵(移転前)