【2011年08月15日(月)】 よみがえる国宝展@九州国立博物館
守り伝える日本の美
くじゅう坊がつる登山キャンプから下山した翌日、
個人的なお盆休み最終日は、『よみがえる国宝展』が開催されている
九州国立博物館@太宰府市(福岡県)へ。
「美しくあり続けるには理由がある。」と謳われた、
博物館による文化財の保存修理に関する今回の展示。
「古来より信仰心によって、また名家の務めとして受け継がれてきた日本の美や宝。
本展では、保存・修理・模造とかかわり深い名品の数々をとおして
これを守り伝える日本のこころと技をご紹介します。」とのこと。
メイン作品が「源頼朝像」と「平重盛??と云われる像」というどうにも弱めな内容だったが、
著名な歌人でもある藤原定家直筆による「明月記」の寛喜三年秋ノ記1巻は嬉しかった。
開館直後の九州国立博物館@太宰府市(福岡県)へ到着。
予想通りお盆期間中でも『よみがえる国宝展』は賑わっておらず、
余裕で専用駐車場に停めることができた。
●チケット
「美しくあり続けるには理由がある。」と謳われた、
博物館による文化財の保存修理に関する今回の展示。
会場内はそこそこの人出。
展示作品は少数の国宝より多数の精巧な模写や模造が目立つ内容。
図録の説明書きによると、守り伝えられる文化材、
長い歴史を経て保存修理の在り方や歴史が、
それぞれの時代のこころを現代に伝えてくれる云々。
保存、修理、模写・模造、文化財保護のはじまり、という流れ。
主催は、九州国立博物館・福岡県、西日本新聞社、NHK福岡放送局、
NHKプラネット九州。
九州国立博物館 福岡県太宰府市石坂4-7-2