【2013年02月23日(土)】 来々軒@国東町(大分県・国東市)
ワンタンメン
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大分県の北部、国東半島にある国東町(国東市)の鶴川商店街にひっそり佇む、
来々軒@国東町(大分県・国東市)約5年半ぶりに再訪。

現在は年配の女将さんが厨房に立ち、週イチ土曜日のみ開店している、
いわゆる幻営業と化したお店で、プレーンな味わいを楽しんだ。


個人的に国東町は小学生の頃、夏休みを利用して親戚の家で一週間ほど過ごしたことがあり、
寂しげな商店街もどこか懐かしい。

大分市内から一般道の国道10号線を北上して別府市経由で国東方面へ出発。
本日の空気は酷く、別大国道から眺めた別府の市街地はすっかり霞んでしまっていた。
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日出町からは無料の大分空港道路は敢えて使わず、
海辺を走る国道213号線(杵築沿海路)を進み、街並みを楽しんだ。

左手に杵築城を確認。
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国東町の鶴川商店街。
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開店予定時間前に到着するも既に暖簾が掛かっており、
店内はお客さんでほぼ満席状態で、その後待ち客も発生。
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厨房には年配の女将さんお独り。
開店時間くらいになってもうひとり女性が加わった。

ワンタンメンをお願い。
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女将さんが平笊で湯切りしているような音が、カンカンカンカンと響く静かな店内。
約5年半ぶりとなる一杯は、前回食べた時よりほんのり黄みを帯びた表情で、
さらりとして軽めに白濁したスープ。
以前より幾分タレが顔を覗くも、それでもプレーンなやさしい味わいで、じんわり旨みが膨らむ。
やっぱシンプルで旨いねー

手づくり感ある大ぶりのワンタンは、むっちりとした生地がしっかりしていて、
香味ある餡を含めて存在感あり。
ワンタンメンは一杯900円という強気の価格設定ながら、なんと5個も入っており納得。

泳ぐ麺は、ストレートの中細麺。

国東半島にある国東町(国東市)の鶴川商店街にひっそり佇み、
現在は年配の女将さんが厨房に立ち、土曜日のみ開店している、いわゆる幻営業と化したお店。
営業くださり、本当にありがたいですね。 


最新の大分ラーメン本2013によると、
『亡きご主人は豚骨ラーメン発祥・久留米「三九」創業者と親戚関係』とのこと。
流石、こんな裏取りした取材力はメディアならでは、石山勇人さんの麺情報助かります。
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こちらは2011年11月04日、あまさん絡みで東北の麺関係者が集まった
恵比寿(東京)での濃い小宴会にてお会いした際に記念撮影させて頂きました。

別のラーメン本では日田市の昭和29年創業の老舗・来々軒も三九の創業者の叔父と紹介されていたし、
御本人(創業者)は久留米の屋台を譲った後、昭和26年に来々軒@小倉北区を開業したそうだ。
北部九州で『来々軒』という屋号をみると歴史に想いを馳せる。
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来々軒 大分県国東市国東町鶴川1284-3 ワンタンメン900円
2013_02_23 ワンタンメン
2007_12_22 ラーメン