【2013年07月14日(日)】 足立美術館@安来市(島根県)
名画コレクションと日本庭園
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三連休を活用して二泊四日で山陰地方への二日目。

境港市(鳥取県)から米子経由で安来市(島根県)へ大きく移動し、
出雲大社同様、観光客が集中する足立美術館@安来市(島根県)を鑑賞。

横山大観を中心とする充実した名画コレクションや
手入れが行き届いて造り込まれた広大な日本庭園が立派。
白砂青松庭前に設けられた茶室 寿楽庵にて抹茶と和菓子も楽しんだ。

「庭園もまた一幅の絵画である」との故足立全康の言葉による生の額絵等、
随所に面白い仕掛けがあり、絵画を観る集中力を奪われている様な方々もいた印象。

境港市(鳥取県)から米子経由で安来市(島根県)へ大きく移動し、
出雲大社同様、観光客が集中する足立美術館@安来市(島根県)を訪問。

安来市のかなり長閑な立地。
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広大な駐車場が完備され、既に約三分の一程埋まっている。
とにかく暑いので可能な限り近づいて停めた。

手前が新館で、先ずは奥の本館から。
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本館の入り口に派手さは無いものの、内容の充実ぶりに驚く。
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館内絵画の展示はもちろん撮影できないが、
庭園に関しては撮影の規制が無いので寧ろ皆さんは庭園に集中気味。
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苔庭前から亀鶴の滝方面を。
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手前の賑わうロビーよりガラス越しの枯山水庭(かれさんすいてい)をゆったり楽しむ。
この日は陽射しが強くて暑かったので室内は涼しくて快適な環境だった。
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枯山水庭方面へ移動して眺めた亀鶴の滝
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亀鶴の滝をズーム。
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池庭
複数の飲食スペースが設けられており、くつろぎながら長時間楽しめるようだ。
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「庭園もまた一幅の絵画である」との故足立全康の言葉による生の額絵、生の掛軸が、
幾つも設けられていた。
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白砂青松庭(はくさせいしょうてい)
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ここから二階に上がり、横山大観特別展示室や大展示室に展示された
横山大観を中心とする充実した名画コレクションをじっくり楽しむ。
結局、図録を二種購入した。


メインの名画コレクションを堪能した後、
白砂青松庭前に設けられた茶室 寿楽庵にて抹茶と和菓子を。
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女性スタッフさんに通され、
広島から訪れたという二名と一緒に四人並んで座り談笑。

スタッフさんから床の間の詳しい説明を受けた。
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こちらは横山大観による墨絵とのこと。
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スタッフさんの奨めで左の小窓から覗き、抹茶を点てる姿を確認。

純金の茶釜で沸かした湯で点てた抹茶。
器は四人とも全て異なり、それぞれ説明あり。
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和菓子(日の出前)。
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こちらの茶室の窓も「庭園もまた一幅の絵画である」との故足立全康の言葉による
生の双幅となっていた。
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白砂青松庭を再び眺めてから陶芸館へ移動。
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陶芸館一階の河井寛次郎室、そして二階の北大路魯山人室をゆったり鑑賞し、
売店で北大路魯山人の図録も購入した。

次回は是非秋に訪問したい。


足立美術館 島根県安来市古川町320