【2013年11月02日(土)】 たむら(田村)@綾川町(香川県・綾歌郡)
そのまま・温ダシ+あげ+ちくわ天
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さぬきうどん巡り初日の四軒目は、たむら@綾川町(香川県・綾歌郡)さんを再訪。
個人的に10度目の訪問となる、これまで優先的に食べてきた大好きなお店。

その魅力は温和な年配の御主人自身が香川県産の地粉を使用して、
直向きにうどんを打ち続けていた御当人うどんであったことと、鋭い素朴な味だった。

早くから旨いとの評判店となり、多くのガイド本に掲載され、
有名人気店になってもその姿勢は変わらず、
驕ることなく自ら打ち続け、驚くほど質素な店構えを今尚守っている。
うどん本によるとその昔地元の精米製粉所だったらしく、地粉への愛着はそこから育まれたようだ。

昨年、一昨年に続き残念ながら今年も麺打ち台にあの年配の温和な御主人の御姿を
見ることはできなかったが、以前味わった鋭い至極な一杯の記憶があるので、
居ないのが分かってはいてもつい訪れてしまう。

山越@綾川町羽床上からたむら@綾川町陶へ再び戻る形で移動。
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開店間もない時間帯での先客は30数名くらい。
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店舗は知名度の割にかなり質素で、「たむら」という看板も小さく目立ってなく、
うどん本や雑誌をみて初めて訪問した方々は拍子抜けすることだろう。
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店内も狭めで、カウンター席か店脇に置かれたベンチ等で食べることとなる。
麺打ち台に、年配の温和な御主人がいらっしゃらないことを確認。

ネット情報によるとお弟子さんは息子さんだったようで、
麺を打ちながらしっかり客捌きもされていた。

厨房内で「小」をお願いして、うどん玉が入った器を受け取り、
自分であげとちくわ天を添えて熱ダシを注ぎ、清算は後払いという形式。


店内のカウンター席に座り、頂くことに。
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伸びやかで、むち・にっちんとした食感の活きた麺。
手打ちうどんらしく部分的に勢いよく捻じれている。
本日はぐちっとした硬さが幾分和らぎ、鋭さは影を潜めていた印象。

素朴な食感とダシの味わいを楽しみつつ、
小ぶりのあげとちくわ天を合わせて食べ進んだ。

昨年、一昨年に続き今年も麺打ち台に年配の温和な御主人の御姿を見ることはできなかったが、
以前からいらっしゃる息子さん達が厨房を守っていた。
過去に味わった鋭い至極な一杯の記憶があるので、分かってはいてもつい訪れてしまう。

たむらさんは偉大な御主人が打つ、とびきりの御当人うどんという印象でしたので、
厨房に立つ方々は大変だと思われますが、是非踏ん張って欲しいと思います。
ごちそうさまでした。
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たむら(田村) 香川県綾歌郡綾川町陶1090-3
かけ(小)150円+あげ50円+ちくわ天60円

訪問履歴
2013_11_02 かけ(小)+あげ+ちくわ天
2012_09_15 かけ(小)+あげ+ちくわ天
2011_07_16 かけ(小)+あげ
2011_07_16 かけ(小)+あげ+ちくわ天
2009_07_18 かけ(小)+あげ+ちくわ天
2007_07_14 かけ(小)+あげ
2005_11_05 かけうどん+ちくわ天+あげ
2005_09_19 冷や玉・温ダシ+ちくわ天+あげ
2004_10_09 かけうどん+あげ+ちくわ天
2003_10_11 かけ+あげ+ちくわ天


玉売り専門の製麺所訪問に備え、食後店内で販売されていたうどん醤油を購入。
ちなみにさぬきうどん巡りの際には必ず自前の器やお箸は車に載せている。
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以下は、温和な御主人が打っていた当時の2009年07月18日に食べた際の画像。
たむら@綾川町11


たむら@綾川町10


穏やかな御主人の笑顔を確認。
冷たいままのうどん(小)を頂き、あげちくわ天を取る。
その後、自分で冷たいダシを注いで脇のベンチへ移動。

清算は食後に器を返す際にて。
たむら@綾川町20


表面がつるんとして、キラリと輝く伸びやかな活きた麺。
美しい角の立った鋭いもの。

噛み込むと、ぎちぃっと跳ね返される嬉しい硬コシ。
ぐち、にちと噛みしめてじっくり味わう。
すっきりしたダシと共に、地味な小ぶりのあげやちくわ天で味が膨らむ。
やっぱめっちゃ旨いなぁ〜

ロケーションは平凡で、変わった立地、特殊なトッピング、インパクトのある名物メニュー等、
何れも該当しない質実剛健なスタイルで営業する希有な人気店。
うどんは奇を衒わず、しみじみ旨い素朴なもの。
温和な御主人が自ら手打する貴重な御当人うどんだ。

やっぱりたむら@綾川町を再訪問して良かった。
たむら@綾川町21


たむら@綾川町23
たむら 香川県綾歌郡綾川町陶1090-3 かけ小(150円)+あげ+ちくわ天