【2014年09月14日(日)】 四つ葉@川島町(埼玉県・比企郡)
蛤そば
21b

東京巡り三日目の昼は、川越市から更に離れた埼玉県比企郡川島町にある
四つ葉@川島町(埼玉県・比企郡)さんを訪問。

今年の首都圏で個人的に最も楽しみにしていた比較的新しいお店であり、
作り込まれた手づくり感ある一杯を味わえる。
今のところ醤油、蛤、まぜそば、濃厚なつけそば等を展開。

本日は特製四つ葉そば、蛤そば、つけそばの三種を楽しむことに。
特製四つ葉そば」に続き、同行者にお願いした「蛤そば」を。

東武東上線で池袋から埼玉県の川越市へ出発し、7時台には川越駅に到着。
駅から目覚め前の静かなクレアモールを歩いて抜ける。
15


大正浪漫夢通りを進む。
35


17


蔵づくりの町並みへ。
20


川越のシンボル的な存在の時の鐘。
37


時の鐘脇に月が浮かんでいた。
21


蔵造りの街並みの中にも洋館が混在。
朝なので観光客はまだ疎らだったが、昼に再び訪れると結構賑わっていた。

ちなみにこちらの大沢家住宅は、連なる蔵づくり建築の中では最も古いそうだ。
23


さてさて美味しいラーメンを求め、
路線バスに乗って郊外の埼玉県比企郡川島町へ向かいますかねー

東武バスに揺られ、蔵づくりの街から離れた伊草学校前に到着。
19


iPhoneのGoogle Mapsを頼りに店舗に近づくも、
長閑な一本裏通りを進んでしまい、一旦国道254号線に出てみることに。
20


国道254号線。
21


向かいにはうなぎ・うどん店があるようだ。
22


郊外店だけに広めの駐車場を完備。
それでも車中心で詰め掛けるお客さんが多くて足りないようだ。
10


開店一時間半前には到着し、
店頭に設けられた待合いスペースの椅子に座って待つ。
するとお店の方が現れ、30分早めに開店してくださるとのこと。

その後御主人のお父様だろうか、緑茶を頂いた。
11


メニュー下の本日のにぎりが貼り替えられ、「イワシ」2カンに。
隣は実家の寿司店、宝船。
15


30分前倒して午前10時半には開店。
12


食券機で特製四つ葉そば、蛤そば、つけそばを購入。
手前のカウンター席に座り、配膳を待った。

こちらは本日のにぎり、「イワシ」2カン。
40


蛤そばが配膳。
20


「100%はまぐりスープの醤油味」と紹介されていた蛤そば。
蛤の出汁を霞ませたくなかったので敢えて「特製蛤そば」にはしなかった。

蛤出汁だけでなく、小ぶりの貝殻付きハマグリや
低温調理されたほんのり赤い豚と鶏チャーシュー、
そして穂先メンマ等が添えられ、三つ葉の緑が映える美しい表情。

ほんのり醤油色を帯びたスープは黄金の脂が浮き、
メインのハマグリのうまみが明快に主張するとてもふくよかな味わいで、
生醤油と重なり貝特有の香りと旨みが上手に膨らんだ。

あぁ〜こちらも美味しいねー

チャーシューは低温調理された美しい豚と鶏の嬉しい二種。
泳ぐ麺は、ストレートの伸びやかな細麺。

ちゃんと引き算された、香りと旨み溢れる個性的な一杯を堪能。
ごちそうさまでした。
21


22
四つ葉 埼玉県比企郡川島町伊草298-20 蛤そば800円




こちらは私が選択した「特製四つ葉そば」。
30


公共交通機関では路線バスしか無い郊外店ということもプラスされるが、
首都圏でここまでゾクゾクするほど美味しく感じたのは本当に久しぶり。
見た目からも十分凄みが伝わる。

低温調理されたほんのり赤い豚チャーシューがこんもりと盛られ、
穂先メンマや三つ葉の緑が映える。

綺麗な醤油色に染まり、黄金色の脂が光る妖しい表情。
醤油と比内地鶏等の出汁がしっかり支えるふくよかな味わいで、
香りと旨みが膨らむ。
特製そばは低温調理された豚と鶏のチャーシュー二種の増しとなり、
煮玉子も加わる。

泳ぐ麺は、ストレートの伸びやかな細麺。

いや〜旨い、とにかくかなり旨いです。

蛤そば、濃厚なつけそばもそれぞれとても美味しかったが、
ぶっちぎりでこの特製四つ葉そばの満足度が高かった印象。
ごちそうさまでした。
31


32


33
四つ葉 埼玉県比企郡川島町伊草298-20 特製四つ葉そば900円