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のぼる屋@堀江町(鹿児島市)
ラーメン
noboru

残念ながら閉店した、鹿児島市の堀江町で長年親しまれていた
昭和22年(1947年)創業で鹿児島最古の老舗と云われる、
のぼる屋@堀江町(鹿児島市)さん。

2014年4月に長い歴史の幕を下ろしました。

尚、2016年9月初旬にお店の方とは関係のない人達により、
「のぼる屋」の屋号は山形屋向かいの金生町にメディアを巻き込んで
華々しく復活され、その後に千石町へ統合・移転、
更に2019年6月中旬に山之口町へ移転して営業されております。

今回は2007年8月11日(土)に訪問して食べた際の
「ラーメン」を紹介します。

2007年8月11日(土)に姶良町から左手側に錦江湾を眺めながら
鹿児島市の中心街へ移動していると、
パラパラと通り雨が降り始め、
雨で汚れた空気が洗い流されて桜島がクリアに見えました。

鹿児島市の中心街に到着し、コインパーキングに停め、
のぼる屋@堀江町(鹿児島市)さんへ歩くと、
中心街の裏手にひっそり営業している姿を確認。

鹿児島市の中心街裏の堀江町で昔ながらの味を守り、
ひっそり営業していました。
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店舗は裏街に佇み、歴史を感じる木造の外観と内装で、
「ラーメン専門店」の看板と共に鮮やかな水色の暖簾に
「中華そば」とありました。
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先客無しで、年配の女将さんや女性のスタッフさんが温かく迎えてくださり、
交わす会話もエラク楽しいです。

改めて鹿児島に来て良かったと思ったほどでした。

「ラーメン」をお願い。

こちらはサービス提供された漬物。
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「ラーメン」が配膳。
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サービスの漬物は瑞々しく、シャキっとした素朴なもので、
これまで鹿児島で食べた中で最も美味しかった印象です。

ラーメンは軽く白濁したくらいの
正に素朴な手作り感溢れまくった一杯です。

獣や野菜のやさしい味わいで、
じんわりと旨みが湧いてきます。

塩加減が抑えられた仕上がりで、
出汁の旨みを探りながら食べ進みました。

趣のある歴史を感じる古びた内外装で、
時間を閉じ込めたかのような本物のレトロ空間も素敵です。

事前情報によると山芋を使った無カンスイと云われる
白っぽい中太麺は自家製だそうで、
むちりとした存在感ある食感でした。

鹿児島だけに素朴なチャーシューも美味しいですね。
珍しい豆モヤシとネギがシンプルに添えられていました。

ラーメン一杯が1000円ということで
ワンコイン主義者にはハードルが高いでしょうが、
私は素朴な味わいに大満足で、しかも居心地の良さも抜群でした。

精算の際にお店の方からお土産でボンタンアメ、みかん、
そして桜島の絵ハガキを頂いてほっこり、
とっても素敵なひと時となりました。

ごちそうさまでした。
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【閉店】  のぼる屋@堀江町(鹿児島市)
鹿児島市堀江町2-15
ラーメン1000円

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お土産画像。
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