【2004年07月11日(日)】塚原温泉_火口乃泉@湯布院町塚原(大分県由布市)
極上強酸性の湯
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広島食べ歩き帰りの午後は、大分県の湯布院町へ向かい、
極上の強酸
の湯を楽しめる、
塚原温泉 火口乃泉@湯布院町塚原(大分県由布市)にゆったり浸かることに。

魅力はなんといっても九州屈指の泉質の良さと環境の特異さ。
噴煙が立ち昇る火口に近い驚嘆する立地で浸かる、
金気臭と強い酸味臭が複雑に混ざって襲う強酸性の湯。

以前より随分整備されたものの、アプローチはダートの悪路であり、
大自然の中にモクモクと立ち昇る噴煙の光景は圧巻。

少し遊歩道を歩けば火口有料見学もでき、
草臥れた大浴場は風情ある実に味わい深い空間。

離れた広島食べ歩きから深夜に九州へ戻る。
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午後から湯布院町塚原の塚原高原へ向かう。

濃緑の原野を眺めながらすいすい進み、
浮世離れした高原の鮮やかな景色が続く。

塚原温泉入口にて山容が変わった由布岳を眺めつつ、
山肌が荒々しく崩落した姿を確認。
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塚原温泉は噴煙が立ち昇る伽藍岳の中腹にあり、
途中から舗装されていないダートの悪路を車で登るアプローチ。

ゴトゴト揺られて坂道を登りきると、
突然視野が開け広めの駐車場が現れる。

初めて訪れるとこれだけでも感動的だろう。
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直ぐ近くの山肌から立ち昇る噴煙。
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迫力ある光景。
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受付で塚原らしい湯治の風情を楽しめる
大浴場を選択。
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駐車場に停まった車はそこそこ、男湯は先客3名。
草臥れた大浴場は風情ある実に味わい深い空間。

緑に変色した木製の湯船には誰も浸かっておらず、
皆さん脇で休みながら談笑していた。

脱衣場に入室しただけで複雑に混じり合った鉄分等の金気臭と
強い酸味臭にぐあんと襲われる。

今日の湯温は幾分高めくらいで、
湯に浸かると肌がぴりぴりする強酸性の湯。
じんじん身体に染み込んでくる感じ。

独特の金気臭が混じった酸味臭が強く、
正に薬膳温泉に浸かっている印象だ。

湯口からは常に湯が流れ込む、贅沢な掛け流しの湯。

湯温は熱めに感じるが、途中から慣れて気持ち良くなる。
泉質が強いので五分間隔くらいで休みながら
極上の温泉を楽しんだ。

パンフレットによると、
泉質は酸性−含硫黄・鉄・アルミニウム−カルシウム−硫酸塩泉(60℃前後)
(旧称)酸性−含硫黄・緑礬・明礬−石膏泉。
pH値約1.4という強酸性の黄緑色を帯びた湯と紹介されていた。
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塚原温泉 火口乃泉(かこうのいずみ)
大分県由布市湯布院町塚原1235
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